ロータス新型エミーラが世界初公開!トヨタ製V6&メルセデスAMG A35と同じエンジンを採用し、ポルシェ718ケイマンに真っ向から勝負!

遂に新型エミーラには、メルセデスAMG製直4ターボエンジンを搭載!

そして今回の新型エミーラの重要トピックといえば、ロータス初の新エンジンが搭載されたということ。

これまではトヨタ製V型6気筒エンジンがベースでしたが、遂にメルセデスベンツAMG A35にも採用される排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンが搭載され、トランスミッションはAMG製の7速DCTが採用されます。

ロータスによれば、「実用性、快適性、機能性、テクノロジーのレベルにおけるパラダイムシフト」を表していると主張していて、最高出力は約302hpを発揮すると予想されます(まだ正式なスペックは明らかになっていない)。

ただその一方で、新しいエアインテークシステムやエキゾーストシステムを含む「根本的な変更」があることから、更にハイパワーな約360hpを発揮することも期待されていて、0-100km/hの加速時間も4秒台は十分に考えられるでしょうね。


これまでのロータスを物語るトヨタ製V6エンジンも健在!

もちろん、これまで通りトヨタ製V型6気筒エンジンもラインナップされる予定だそうで、先代エキシージ/エヴォーラで何年も利用されてきたトヨタ由来のスーパーチャージャー付ユニット。

トランスミッションは、6速MT/6速ATから選択可能で、最高出力400ps/最大トルク430Nmを発揮すると思われ、過去に販売されたエヴォーラGT410よりもパワフルでなく、トルクも少ないと述べています。

直線性のパフォーマンスとしては、最高速度が290km/h、0-100km/hの加速時間が4.2秒に近づくとのこと。

インテリアは先進的でロータスらしくない正常進化

続いてインテリアを見ていきましょう。

一気に先進的に進化したデジタルコックピットのようなレイアウトで、しかしスーパーカー/ハイパーカーのような過激でエモーショナルな印象までは受けない、ロータスらしいパッケージングだと思います。

ロータスとしては、車内の質感を大幅に向上させるだけでなく、車内に乗り込んだときの躍動感と安心感を持ち合わせることを重要視しているそうで、むき出しのセンターシフトなども完全に排除しているのがわかります(個人的にはパガーニっぽくて好きだったが…)。

あとはエヴォーラに取り付けられていたアフターマーケットのダブルDINヘッドユニットの代わりに、Android Auto/AppleCarPlayを備えた10.25インチのワイドタッチスクリーンメディアシステムが搭載。

この他、フラットボトムのステアリングホイールの後ろにある大型デジタルディスプレイも標準装備されています。

遂にロータスのガソリンモデルに電動パワーシートが設定されるのか…

シートはアルカンターラ製だと思われますが、4way式電動パワーシートが標準装備され、12way式電動パワーはメーカーオプション扱いとなっています。

この他新型エミーラには、キーレスゴーやクルーズコントロール、雨滴感知ワイパー、電動折りたたみミラー、フロント・リアパーキングセンサーがすべて標準装備で、これまでのガッチガチなアナログモデルとは全く別物。

アダプティブクルーズコントロールや自動ブレーキ、疲労警報、車線逸脱警報などを含む先進運転支援システム(ADAS)パッケージはオプション扱いとなります。

電動化が進めば車体重量も増えるが…?

これだけ安全装備や電子的な機能が充実すると、車体重量も大幅に増えるのでは?という心配もあると思います。

どうやら新型エミーラは1,405kgと大幅に増加しているようですが、この車体重量を最大限に生かすためにメーカーオプションのロータスドライバーパックが準備されているそうです。

具体的な装備内容としては、より剛性の高いサスペンションとグリップ力のあるミシュランパイロットスポーツカップ2タイヤ(ローンチコントロール付き)が含まれており、エミラを隅々まで再セッティングします。

最後に新型エミーラの競合モデルについてですが、ポルシェ718ケイマン(Porsche 718 Cayman)が一番の対象になっているそうで、これをベースに更なるハードコアモデルが展開されると予想されます。

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Reference:CARSCOOPS