フルモデルチェンジ版・BMW新型5シリーズの開発車両を初スパイショット!キドニーグリルはシャープに?ヘッドライトは切れ長で更にアグレッシブになりそうだ

G30型が登場して5年、かなり早いタイミングでのフルモデルチェンジの可能性も?

2016年10月に7代目として発表されたBMW・5シリーズですが、早くも次期モデル(G60型)と思われる開発車両が初スパイショットされています。

今回スパイショットされている次期5シリーズの開発車両は、ボディ全体に分厚めのカモフラージュラッピングが施工され、特にBMWの特徴ともいえるキドニーグリルは偽装され、フロントヘッドライトも確認しづらいもののシャープで切れ長な印象を与えています。

なお海外カーメディアの報道によれば、次期5シリーズのパワートレインは、ガソリンモデルとハイブリッドモデル、プラグインハイブリッド(PHV)モデルの3種類が準備される予定で、概ね7シリーズに似たラインナップが計画されているそうです。

早速開発車両のエクステリアに加え、完成イメージレンダリングも併せてチェックしていきましょう。


電動化へとシフトするため、細部にi4のデザイン要素を取り込む

こちらが今回初スパイショットされている新型5シリーズの開発車両。

G30型のマイナーチェンジ版に比べて、かなり筋肉質なリヤフェンダーを採用し、ウィンドウアウトラインのホフマイスターキンクを確認することができますが、それ以上の変化としては、アウタードアハンドルが新型i4と同じ格納式のドアハンドルにグレードアップしていること。

恐らくは電動化を見据えての変更だと思われ、今回のフルモデルチェンジを機に、最後の内燃機関のラインナップと、ピュアエレクトリックのラインナップも検討されているのだと考えられます。

先述にもありますが、2016年10月に7代目としてデビューしたため、かなり早いタイミングでのスパイショットかと思われますが、これまでのモデルサイクルを考慮すると、おそらく正式にデビューするのは2023年~2024年頃になると予想されます。

バッテリーの耐久性や信頼性評価のため、早期的な実車テスト?

なぜこんなにも早くスパイショットされているかというと、おそらくはプぐインハイブリッドシステムの大幅な改良もしくは、ピュアEVのバッテリー耐久性や信頼性の評価を実施するためと予想されます。

もしもピュアEVが登場するのであれば、おそらく名称は新型i5になると思われ、iX xDriv40の仕様を一部供給したリア電気モーター、オプションにてフロント車軸にもう1つを搭載することでシステム総出力300hpを発揮し、0-100km/hの加速時間は6秒にて到達します(バッテリーパックは70kWhを搭載し、航続可能距離は400km以上)。

よりダイナミックで洗練された4ドアクーペに

ボディスタイルとしては、フラットさを無くして滑らかさを演出する伸びやかな4ドアクーペで、トップルーフからリヤエンドにかけて絞られていく際どさはBMWらしいところ。

角度にもよりますが、リヤオーバーハングが7代目後期に比べてショートにも見えることから、ホイールベースを延伸し、更に全長もロング化している可能性も考えられそう。

足もとのアルミホイールはグロスブラックにてペイントされ、デュアル5スポークの19インチ~20インチアルミホイールと思われますが、現時点でこのホイールデザインが量産仕様として採用されるかは不明です。

開発車両をベースにした新型5シリーズの完成イメージレンダリングも公開!気になる続きは以下の次のページにてチェック!