フルモデルチェンジ版・メルセデスベンツ新型GLCクラスの開発車両を久々スパイショット!更にマイナーチェンジ版・新型Aクラスのテストカーも

そういえばGLCクラスが2016年にデビューして5年近くが経過している

メルセデスベンツの注目モデルでもあるミドルサイズSUVのGLCクラス(Mercedes-Benz GLC-Class)ですが、次期モデルと思われる開発車両が久々にスパイショットされています。

ボディ全体には相変わらずの分厚めとなるカモフラージュラッピングによって偽装されていますが、グリルパターンやヘッドライトデザインを確認することは難しく、現行X253型からどのように変化するのか?までは明確になっていませんでした。

しかし今回スパイショットされた新型GLCクラスの開発車両は、ようやくフロントグリルの偽装が外され、ヘッドライトも一部確認できるようになりました。

早速新型GLCクラスの開発車両をチェックしていきましょう。


SUVというよりもハッチバックを持ち上げたようなハイサイドビークルモデル?

コチラが今後、久々にスパイショットされた新型GLCクラスの開発車両。

ボディ全体には分厚いカモフラージュラッピングが施工され、細部までは確認しづらいものの、フロントグリルは結構ダイナミックにオープンとなり、グリルパターンや水平基調バーが確認できるなど、ようやくその詳細が明らかになってきました。

ちなみに新型GLCクラスに採用されるであろうルーフレールは、シルバーのアクセントが加味されたもので、トップルーフはブラックであることから、モノトーンのブラックカラー、もしくはブラックルーフの2トーン、パノラマルーフを装備した個体の可能性が高そう。

シティ派クロスオーバーというよりかは、アクティブでオフロードっぽいクロスオーバーにも?

真正面から見てみるとこんな感じ。

フロントグリルは、AMGのアイデンティティでもある縦基調のパナメリカーナグリルとは異なり、かなり細かいスクエア型のメッシュ風グリルのようにも見えます。

フロントロアグリルもメッシュが採用されていますが、次期GLCクラスはスポーツ志向の高いクーペクロスオーバーとなるのか、アクティブ系のオフロード寄りとなるクロスオーバーになるかはよくわからないところ。

ただ背高いボディであることは間違いなく、スタイリッシュで引き締まったボディを持つ現行型とは異なり、より力強いエクステリアとなる可能性も十分に考えられそうです。

サイドビューはこんな感じ。

フロントノーズは長く、トップルーフは水平基調でクーペライクなSUVというよりかは、ハッチバックスタイルをそのまま引き上げたかのようなハイサイドビークルモデルで、これまでのGLCクーペとはちょっと異なる印象。

車高もかなり低めですが、恐らくサスペンションのストローク評価や乗り心地をチェックしているのだと予想され、量産モデルとして市販化される際はもう少し車高は高くなると思われます。

リヤビューはこんな感じ。

水平基調のリヤテールランプが採用されるも、EQシリーズのようにセンター直結式の一文字テールランプでは無さそうですが、リヤロアバンパーはボディ同色となるのか、それとも無塗装ブラックもしくはグロスブラック仕上げのアクセントに変更されるのかは不明。

シートレイアウトは、2列5人乗り仕様だけでなく、3列7人乗りも登場する?との噂もありますが、そうなるとボディサイズも更に大きくなることが予想されます。

プラットフォームは新型Cクラスと共有で、パワートレインも4気筒MHVがベースになる?

プラットフォームは、フルモデルチェンジ版・新型Cクラスと同じものが共有されクロスオーバー用に更なる改良が施されることが期待されます。

最後に気になるパワートレインですが、新型Cクラス同様に4気筒エンジン+マイルドハイブリッドに限定されるのではないか?と予想され、トランスミッションは9速のみが標準装備と報道されています。

おそらくはプラグインハイブリッドやハイパフォーマンスグレードのAMG GLCクラスも登場するとは思いますが、まずは次期GLCクラスのデビュー時期は2022年初めと予想されています。

マイナーチェンジ版・新型Aクラスの開発車両もスパイショット!エンジンはルノー製から独自開発の4気筒エンジンに変更か?気になる続きは以下の次のページにてチェック!