一体なぜ?中国にてスズキ・スイフトスポーツを5ドア→3ドアハッチバック化した奇妙な改造モデルが目撃される。更にエスクードに続きイグニスも生産終了へ

確かに3ドアハッチバックのスイフトが販売されたことはあったが…

スズキ・スイフトスポーツ(Suzuki Swift Sport)といえば、5ドアハッチバックモデルの中でもかなりコストパフォーマンスの高いモデルとしても有名で、日本市場だけでなくインド市場での人気も集めている一台です。

そんなスイフトスポーツの奇妙な改造モデルが中国市場にて目撃され話題になっています。

スズキ・スイフトは、現行4代目より以前の1代目~3代目に関して、3ドア/5ドアハッチバックモデルが販売されたこともありましたが、中国市場では3ドアモデルの市販は無し。

つまり5ドアのみのラインナップとなりますが、一体どのようにして5ドア→3ドア化したのでしょうか?


完成度は高め?3ドア化されたスイフトスポーツ

こちらが今回、中国にて目撃された3ドア化されたイエローカラーのスイフトスポーツ。

本来であれば、3ドアハッチバックのBピラーとCピラーの隙間はもう少し狭いはずなのですが、明らかに後席ドア分の隙間が含まれているから、ベースが5ドアハッチバックであることがわかるレベル。

どうやら中国のカーショップによって改造された一台とのことですが、後席ウィンドウのチリがズレていたり、リヤドア周りの塗装にムラがあったり、そして走行中に多少のキシみがあるなど、オーナー曰く「その仕上がりにちょっと雑さが感じられる」そうです。

なぜ5ドア→3ドア化しようと考えたのか?

3ドア化する前がこんな感じ。

どうやら現地メディアの報道によると、スイフトのリヤドア周りのパーツが事故が損傷してしまったため、元々オーナーも3ドア化の計画も考えていたことから、「事故がきっかけで」本格的にカスタムを始めたそうです。

ちなみに後席用アウタードアハンドルが外れているのも事故が原因だそうです。

そして「なぜスイフトスポーツを3ドア化しようと考えたのか?」というそもそもの理由ですが、元々オーナーは3ドアホットハッチモデルが好きだったようで、デザインが最も好みだったスイフトスポーツの3ドア版を待ち望んだそうですが、中々市販化されないため「自分で改造するしかない!」と考えたことが一つの理由だそうです。

リヤシートは排除されず、実用性は一気に低くなったスイフトスポーツ

画像では少し確認しづらいですが、後席用のシートはそのままにしているそうで、オーナー曰く「エマージェンシーシートとして以外は使用することはない」とのこと。

完全に後席ドアを廃除してしまうと、フロントドアからの進入はかなり厳しいとのことで実用性は一気に低下。

ただこうした使い勝手の悪さと、3ドア化することによる特殊なエクステリアを求めていたそうで、これもある意味一つの個性なのではないかと思ったり(これで公道走っても大丈夫なのかはわかりませんが…)。

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