カナダ三菱ディーラーにて、最後の1台となるランサーエボリューション・ファイナルエディションが販売中!新車未登録&走行距離99kmで価格は約1,300万円
カナダの三菱ディーラーが新車未登録の特別仕様車を「新車価格+500万円上乗せ」で販売中
今後更に価格高騰が期待される国産ネオクラシックカーには、トヨタ80スープラ(Toyota 80 Supra)や日産スカイラインGT-R(Nissan Skyline GT-R)、スバル・インプレッサ22B STi(Subaru Impreza 22B STi)、マツダRX-7などが挙げられますが、このモデル以外にも今後高騰することが確定的なのが三菱ランサーエボリューション(Mitsubishi Lancer Evolution)。
国産ラリースポーツモデルで四輪駆動(4WD)というイメージが強いランエボですが、何とこのモデルが新車価格よりも更に高額値で販売されています。
その販売先が、何と三菱正規ディーラーになるわけですが、日本だと新車価格よりも高額値で販売するイメージが無いものの、アメリカやカナダでは新車価格よりも高額値で販売するケースは非常に多く、今回のモデルもその例の一つとなります。
早速どのような仕様で、どれぐらいの価格帯にて販売されているのかチェックしていきましょう。
350台中350台目に製造され、走行距離99kmの新車未登録モデル
こちらが今回、カナダ・オンタリオ州にある三菱正規ディーラーBaywest Mitsubishiにて販売されているランサーエボリューション。
何とこのモデル、2015年式でカナダ市場限定350台のみ販売された希少なファイナルエディション(Final Edition)。
全世界規模で見ると3,100台販売されたそうですが、カナダ市場向けの割り振り台数が350台のみと非常に少なく、しかも350台中350台目に生産された、まさに「最後のランエボ・ファイナルエディション」ということになります。
画像にもある通り、ファイナルエディション専用のプラークにも「CA350」と表記され、「カナダ向けに350台目に製造されたモデル」であることを意味しています。
そしてこのモデルの凄いところが走行距離。
何と僅か99kmしか走行しておらず、っというのもこのモデルが新車未登録だから。
つまり公道では一切走られていない新車扱いということで、おそらく世界規模で見てもここまで条件の良いランサーエボリューション・ファイナルエディションはこのモデルだけ。
おまけに三菱正規ディーラーショールームにて、温度管理が徹底された場所にて保管されているとのことなので、ボディのコンディションはもちろんのこと、内外装の汚れは一切無しということになりますね。
350台目に製造されたランサーエボリューション・ファイナルエディションの仕様はこうなっている
改めてエクステリアを見ていくと、ボディカラーはスポーティなホワイトカラーに、特別なブラックルーフ、大口径BBS鍛造アルミホイールを標準装備。
リヤテールゲートには”LANCER EVOLUTION FINAL EDITION”のネームバッジも貼付。
そしてもう片方には”MITSUBISHI S-AWC”のバッジも。
BBSのセンターキャップ付きY字スポークホイールに、ブレンボ製のレッドカラーにペイントされたブレーキキャリパーも標準装備。
フロントマスクはこんな感じ。
現代の三菱ではほとんど見なくなった大口化されたスクエア型フロントグリルに、ブラックの水平基調バーが設けられています。
リヤ部分には巨大なリヤウィングを標準装備。
内装も全く汚れ無し
インテリアはこんな感じ。
グレー系のファブリックにブラックの本革を採用したコンビシート、そしてレッドのカラードステッチを縫合しています。
後席はこんな感じ。
センター格納式アームレストも装備され、快適性は中々に高そう。
ちなみにパワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力295ps→307psへとパワーアップ。
トランスミッションは5速MTのみ、駆動方式はもちろん四輪駆動(AWD)を設定します。
気になる新車未登録のランサーエボリューション・ファイナルエディションの価格帯は?
そして最後に気になるのが価格帯だと思いますが、新車価格は約834万円(95,582カナダドル)なのに対し、今回販売されている価格は驚異の約1,300万円(147,899カナダドル)。
+500万円も上乗せして販売する正規ディーラーも中々に凄いことですが、将来的なことを考えると、この価格はまだまだ序の口なのかもしれません。
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Reference:CARSCOOPS