【エクステリア篇】スズキ新型ワゴンRスマイルを見てきた!想像以上にキュートでコンパクト!ワゴンRの面影は無し、実車で見るとスペーシアギア感は無し?
画像で見るとスペーシアギア感は強かったが、実車で見るとそうでもなかった件
さてさて、2021年8月27日に発表/同年9月10日に発売予定となっているスズキ新型ワゴンRスマイル(Suzuki New Wagon R Smile)ですが、早速実車を見てきました。
新型ワゴンRスマイルは、その名の通り軽トールワゴンタイプのワゴンRをベースにした派生車で、しかし見た目やスタイリングは丸っこくて、スペーシアギア(Spacia Gear)/ハスラー(Hustler)/ラパン(Lapin)感を漂わせるようなデザイン言語に仕上げることで、完全にワゴンRの面影を無くしているユニークな一台です。
公式画像や動画などを見てみると、スペーシアギアに似てる?ようにも見えるのですが、いざ実車を見てみるとそんな感じにも思わず、「ワゴンRスマイルらしい独自のデザイン言語にまとめてきたなぁ」と感心するばかり。
見に来ているお客さんも老若男女幅広かった件
しかもターゲットとなる顧客が女性ということもあり、見に来ているお客さんの多くが女性客でしたが、なかには若い男性から中高年男女まで幅広く興味を示していたようにも感じられ、「ワゴンRスマイルもスズキの大ヒットモデルになるかもしれないし、競合のダイハツ・ムーヴキャンバスを脅かす一台になるかもしれない」と思わせるほどでした。
早速、新型ワゴンRスマイルのエクステリアをメインに見ていきたいと思います。
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新型ワゴンRスマイルのエクステリアを見ていこう
こちらが今回見てきた新型ワゴンRスマイルのエクステリア。
グレードとしては上位HYBRID X(2WD)で、ボディカラーはインディゴブルーメタリック×ホワイトルーフの2トーンカラー。
インテリアはHYBRID X専用のライトグレーのみで、シート表皮はファブリック素材となっています。
まず真っ先に注目したいのはフロントマスク。
全くワゴンR感の無い丸目タイプのフロントヘッドライトと、”こ”の字型のLEDポジションランプ、水平基調のドット柄をイメージしたグリルパターン、ヘッドライト周りやフロントグリル周り、そしてLEDフロントフォグランプ周りに施されたメッキ加飾により、ちょっとした高級感が演出されています。
ボディカラーでも顔つきは全く異なる
これまでスズキが公開してきた公式画像は、コーラルオレンジメタリック×アーバンブラウン2トーンルーフで非常にポップな印象でしたが、今回のようなインディゴブルーメタリック×ホワイトルーフだと印象も異なり、先述のスペーシアギア感は特に無く、「ワゴンRスマイル独自の顔つき」という印象。
コンパクトボディーなのにワイド&ロー → 一体なぜ?
あとはエクステリアを見て直感的に感じたのは、スペーシアギアやクロスビー、ハスラーのような背高い印象は特に無く、コンパクトでちょっとワイドっぽく見えるところはユニーク。
ボディサイズとしては全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,695mmとなり、全幅はかなりコンパクトなのですが、恐らくスペーシアギア等と見比べて大きく異なるのは、フロントロアバンパーの下端の部分が張り出していること。
これがスペーシアギアやハスラーになるとフォグ周りがブラックの無塗装ブラックで引き締まった印象を与えてくれるので、遠目で見た時に下端の部分が張り出していないように見えるのですが、ワゴンRスマイルはボディ同色のフロントロアバンパーなので、下側に向かって広がるようなシルエットに見え、「コンパクトでシャープなのにワイド」という不思議な錯覚をもたらしてくれるんですね。
LEDポジションライトはやっぱり新型フェアレディZ風
そしてLEDポジションランプ+LEDフロントフォグランプが点灯するこんな感じ。
ちょっと楕円形のような”こ”の字型を採用している辺り、日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z)に近い印象を受けますが、こちらはこちらでマイルドな表情を上手く演出。
フロントロアグリルの大口部分を見ていくと、ボディ同色の水平基調バーでクロスすることにより、ブラックの背景に差し色が入るので凹凸ができ、これによってワゴンRスマイル独自の表情がはっきりするので、個人的にこういったデザインを作り方はユニークでアリだと思ったり(一目で新型ワゴンRスマイルと分かる特徴でもある)。
なお参考までに、こちらが新型フェアレディZの”こ”の字型LEDデイタイムランニングライト。
新型ワゴンRスマイルのサイドビューやリヤビューの特徴、そしてリヤテールランプはどうやって点灯する?気になる続きは以下の次のページにてチェック!