【悲報】アルファロメオ新型トナーレが発表延期で2022年初め頃にズレ込む予定→一体なぜ延期に?再び開発車両もスパイショットされる

本来であれば2021年9月末頃にデビュー予定だった新型トナーレ

さてさて、アルファロメオ初のコンパクトSUVとなる新型トナーレ(Alfa Rome Tonale)ですが、元々このモデルのワールドプレミア時期が2021年9月を予定していたとの噂がありましたが、諸々の事情により2022年初め頃にズレ込む予定とのこと。

つまり、量産モデルの発表を3か月ほど遅らせる可能性が高くなっている新型トナーレですが、どうやら各メディアからの噂によれば「新型トナーレのプラグインハイブリッドシステムのパフォーマンスに不満・問題がある」とのことで、これらの問題を解消するために3か月ほどの期間が必要になるとのこと。

反対に「3か月ほどの開発期間で解消できるのだろうか…」という疑問もありますが、これまでの経験上、アルファロメオが当初のスケジュール通りスムーズに発表してきたことは少なく、そう考えると今後も開発が難航する可能性も高くなってくるかもしれません。


2回目にスパイショットされた新型トナーレの開発車両は、更にカモフラージュが分厚くなったようだ

こうしたPHVのパフォーマンス面で問題が発生している新型トナーレですが、今回2度目の開発車両がスパイショットされています。

カモフラージュラッピングの偽装が更に分厚くなり、細部が更にわかりづらくなった新型トナーレですが、ヘッドライトの一部ではあるものの、U字型に近いLEDデイタイムランニングライトが搭載され、ヘッドライトレンズはステルヴィオ(Stelvio)のような水平基調の横長タイプになることはほぼ確実。

フロントマスク全体もカモフラージュ分厚めでわかりづらいですが、中央にはアルファロメオ独自の盾形グリルが設けられ、フロントロアグリルもワイドでアグレッシブに。

続いてはサイドビューをチェック。

足もとのアルミホイールを見ていくと、フロントにカモフラージュカバー有り(多分ブレーキ周りを隠すため?)、リヤにカモフラージュカバー無しという状態ですが、恐らく後輪側はサイズだけ合わせたダミータイプだと思われ、スポークデザインはクローバータイプのくり抜きになるものと予想されます。

サイズ感としては非常にコンパクトで、BMW X1やアウディQ2、メルセデスベンツGLAクラスに相当するエントリーSUVになると予想され、価格帯も比較的にリーズナブルになることを期待したいところですが、アルファロメオ初のプラグインハイブリッドモデルともなると、パフォーマンスもガソリンモデルに比べて向上することは間違いないでしょうし、そう考えるとステルヴィオに近い価格帯となる可能性も。

プラットフォームはジープ・コンパスと共通

リヤビューもまだまだカモフラージュ分厚めでわかりづらいですが、リヤテールランプは丸型レンズでダミータイプを採用。

新型トナーレのプラットフォームは、ジープ・コンパス(Jeep Compass)と同じものを流用し、パワートレインも排気量2.0L 直列4気筒エンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリーを組み合わせたPHVシステムが濃厚で、システム総出力240ps、バッテリーのみでの航続可能距離は50kmほどになると言われています。

もちろん、詳細なスペックについては未だ明らかになっていないものの、今回のように「新型トナーレのプラグインハイブリッドシステムのパフォーマンスに不満・問題がある」ということを考えると、スペックを更に向上させてくる可能性も出てきますし、それに合わせて足回りも現在強化している?のかもしれません。

初めてスパイショットされた新型トナーレの開発車両も見ていこう

ちなみにこちらが、過去に初スパイショットされた新型トナーレの開発車両。

2回目のスパイショットに比べてヘッドライト周りの偽装は少し薄くなり、U字型LEDデイライトの形状が明確に確認可能に。

フロントLEDウィンカーも、デイライトが反転するタイプなので、より洗練されたデザイン言語になると予想されます。

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Reference:CARSCOOPS