(2022年)ポルシェ新型718ケイマンGT4 RSが遂に世界初公開!718シリーズ史上最もエクストリームで(おそらく)最後のガソリンモデル…日本円換算で約1,600万円から

718ケイマンシリーズ史上、これ以上に無い圧倒的なパフォーマンスを持つエクストリームモデルになりそうだ

2021年11月17日、ポルシェは718シリーズで最もエクストリーム且つパフォーマンスフラッグシップを持ち、おそらく最後のガソリンエンジンモデルとなるであろう新型718ケイマンGT4 RS(Porsche 718 Cayman GT4 RS)を世界初公開しました。

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新型718ケイマンGT4は、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキット・ノルドシュライフェにて20.6kmコースを7分04.511秒、20.8kmコースを7分09.300秒でクリアし、718ケイマンGT4よりも23.6秒速く更新して大きな話題となりました。

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どうしてこれだけのパフォーマンスを引き出すことが出来たのか?早速チェックしていきましょう。


911GT3(992世代)のスポーツシャシーから派生した自然吸気エンジン

こちらが今回世界初公開された新型718ケイマンGT4 RSのエクステリア。

従来718シリーズとは異なるエアロパーツや軽量化を施したカーボンファイバ製フロントフードを装着し、一気にレーシーなヴィジュアルへと変化。

そしてパワートレインは、排気量4.0L 水平対向6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力500ps/最大トルク449Nmを発揮し、レブリミットは9,000rpmにまで到達します。

これは新型911GT3のパワートレインを少しデチューンしたシステムを流用していて、ケイマンGT4の最高出力420ps/最大トルク420Nmを大幅に上回るスペックとなっています。

トランスミッションは7速PDK+パドルシフトのみ、エンジン出力もアップデート

そしてトランスミッションは、6速MTの設定は無く、7速PDK+パドルシフトのみをラインナップし、センターコンソールの高い位置に取り付けられたシフトノブを利用して、手動操作にてギアを変更することが可能になっています。

もちろん単純に+80ps/+29Nmと向上するだけでなく、軽量化とバランスを向上することで、0-100km/hの加速時間は3.2秒、最高時速は315km/hにまで到達するとのことで、加速性能を見るだけでもスーパーカーに匹敵するレベルなのがわかります。

911RSR/911GT3からインスパイアされたレーシーな巨大リヤウィングを採用

加速性能だけでなくコーナリング性能にも力を入れている718ケイマンGT4 RSですが、トラックにフォーカスを当てた調整可能なサスペンションをインストールし、ダンパーやスプリング、アンチロールバーを改良し、従来の718ケイマンよりもー30mmローダウンしています。

この他、冷却と空力学に焦点を当てた軽量化と視覚的な調整も行っていて、例えば視覚的な変化としては、911RSR/911GT3からインスパイアされたスワンネックデザインを備える巨大なリアウィングを採用し、ケイマンGT4との差別化も十分。

リアクォーターウィンドウの代わりに、RS固有のエアインテークをいくつか採用することで、改良されたサイドインテークと組み合わせることにより、より強力なエンジン冷却を実現しているとのこと。

新型718ケイマンGT4 RSの圧倒的な速さを見せつけた秘訣や価格帯は?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!