ノビテックがフェラーリ・ローマを上品にカスタム!カーボンを上手く活用しつつ足もとも純正ルックに…そしてポルシェ新型718ケイマンGT4 RSが発表前に完全リーク!

ノビテックの上品なカスタムとカーボンの使い方は上手い

フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーから、一般的なスポーツモデルやラグジュアリーモデルなど幅広く手掛けるノビテック(Novitec)が、フェラーリのエントリーモデルとなるローマ(Ferrari Roma)をベースとしたカスタムモデルを世界初公開しました。

今回発表されたカスタムモデルでは、過激なカスタムを施すことで有名なノビテックが非常に落ち着きのあるデザインを採用しつつ、上品さも残した”ノビテックの新たな一面を見れる”魅力的なカスタムに仕上げられています。

なおフェラーリ・マセラティコンセプトデザイン・アンド・デベロップメントの初代ディレクターであるフランク・スティーブンソン氏でさえ、フェラーリ・ローマには大きな感銘を受けているそうで、ノビテックとしてもベースを崩さないカスタムを心掛けている可能性が高そうです。


ブルーローマの良さが更に引き立つ控え目カスタム

こちらが今回世界初公開されたローマのカスタムモデル。

一通り見てみると、確かにノビテックらしい過激な専用ワイドボディキットやリヤウィングは装着されておらず、純正ルックなエクステリアにまとめられています(ブルーのボディカラーが非常に美しい)。

また細部を見ていくと、フロントスポイラーやグリルトリム、ロッカーパネル、ドアミラーカバーにカーボンファイバを追加装備することで引き締まりを強化していることも確認できます。

サイドビューはこんな感じ。

足もとにはヴォッセ(Vossen)製鍛造アルミホイールを装着し、イエローのブレーキキャリパーやカーボンセラミックブレーキとの相性も抜群。

足回りも専用スポーツスプリングをインストールすることにより、車高が現行比-35mmローダウンされていますが、必要に応じて+40mmリフトアップ可能なシステムを提供するとのこと。

リヤビューも見ていくと、カーボンファイバの面積を拡大した垂直フィンを設けるリヤディフューザーを装備。

巨大リヤウィングは装着されていませんが、トランクリッド部分にはコンパクトなカーボンファイバスポイラーが装備されていますね。

なおノビテックによれば、今回のカスタムはあくまでもドレスアップメインにとどまっているそうですが、将来的には空力特性を向上させる専用エアロキットもラインナップを検討しているそうで、そうなるとエクステリアも大幅に変更される可能性が高まるかもしれませんね。

エンジン出力も専用チューニングで700馬力超えに!

なおパフォーマンス面においては、ノビテック独自にECUマッピングを変更することで、電子ブースト圧力制御をアップグレードし、出力+84hp/トルク+122Nmアップし、最高出力704hp/最大トルク882Nmにまで向上しているとのことです。

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