これがフルモデルチェンジ版・日産の新型GT-R R36?マイルドハイブリッド搭載でランボルギーニ・アヴェンタドールSV並みのパワーを持つとの噂も

次期R36が直近にてデビューするかは一切不明

さてさて、2021年9月14日に発表/同年10月7日に発売された2022年モデルの一部改良版・日産の新型GT-R R35と、抽選限定モデルとなるGT-R R35 T-Specですが、2021年11月中旬時点で何れも完売し新車購入できない状態となりました。

現時点では次期モデルに関する具体的な情報は展開されていないものの、一部のカーメディアが2023年秋頃に登場するのではないか?といった予想。

そしてフルモデルチェンジ版・新型GT-R R36はこうなる?という予想レンダリングが公開されているため、早速そのデザインをチェックしていきたいと思います。


これがフルモデルチェンジ版・日産の新型GT-R R36?

via:Spyder7

早速、国内カーメディアSpyder7さんが作成した次期GT-R R36のイメージレンダリングをチェックしていきましょう。

ボディカラーはかなり刺激的なレッドとパープルの中間的な色合いで目立ちますが、全体的なボディスタイルはR35から引き継がれ、フロントマスクやリヤビューもキープコンセプト。

ただ細部を見ていくと、2014年に登場したヴィジョングランツーリスモ(Vision Gran Turismo)をイメージさせるものがあり、フロントからサイドへと流れるようなキャラクターラインが特徴的で、現代的なスポーツカーをイメージさせるものに。

GT-R R35のプラットフォームは20年(2027年)は通用するように設計されている

そして気になるプラットフォームについてですが、これについてはSpyder7さんも具体的な記載はしていないものの、それ以前に日産GT-Rチーフプロダクトスペシャリストでお馴染み田村宏志 氏によれば「現行GT-Rのプラットフォームは、20年は大きな変化を遂げなくとも十分通用するように設計されている」と語っており、もしかするとそれまでは”ビッグマイナーチェンジ”と扱われるような大幅年次改良に留まるのかも。

なおSpyder7さんの報道によれば、次期GT-R R36のパワートレインは、排気量3.8L VR38DETT V型6気筒ツインターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドを組み合わせたシステムが採用されると語り、システム総出力はランボルギーニ・アヴェンタドールSV(Lamborghini Aventador SV)並みの750psを発揮するとのこと。

そしてSpyder7さんによれば、2020年4月に、日産のチーフプランニングオフィサーであるフィリップ・クライン氏が、TopGear誌のインタビューにおいて「電動化してもその走る楽しさは何も変わらない」と語っており、日産内部では電動化で意見が統一している可能性が高いと説明する一方で、田村宏志 氏は全く別の意見を持っている模様。

田村 氏「ハイブリッドを搭載しない内燃機関モデルこそがGT-R」

っというのも、日産は現在の一部GT-Rオーナーに対して、次期R36に関するヒアリングを実施したところ、「誰もEVやハイブリッドシステムを求めている人はいなかった。みんな内燃機関を搭載したモデルこそGT-Rだと考えている」とのことで、だからといって環境法規制を無視することは出来ず、方向性が定まらないまま、次期モデルのプロトタイプも存在していないとのこと。

結局のところ次期GT-R R36はどうなる?プラットフォームは本当に2027年まで変わらない?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!