【価格は95.9万円から?】フルモデルチェンジ版・スズキ新型アルトもいよいよ100万円の壁を超えてしまう?ユーザー層拡大で利益重視は避けられない?

遂に新型アルトもビジネス向けモデルからファミリー層へと拡大か

さてさて、2021年12月10日に発表/同月22日に発売予定となっているスズキのフルモデルチェンジ版・新型アルト(Suzuki New ALTO)ですが、まだ公式的にグレード別価格帯は公開されていないものの、一部カーメディアの報道により「新型アルトのグレード別価格帯はこうなる?」という予想価格一覧が公開されています。

ちなみに現行8代目アルトのグレード別価格帯をおさらいしておくと以下の通りとなりますが、新型エネチャージモデルとマイルドハイブリッドの2種類のみで、トランスミッションもCVTのみの搭載となるため、価格アップを避けることは難しそうですね。

【(2021年)8代目現行アルトのグレード別価格帯一覧(10%税込み)】

◇F(5速MT or 5AGS):[2WD]863,500円/[4WD]971,300円

◇L(CVT):[2WD]918,500円/[4WD]1,028,500円

◇S(CVT):[2WD]1,097,800円/[4WD]1,200,100円

◇Sアップグレードパッケージ(CVT):[2WD]1,193,500円/[4WD]1,295,800円


「アルト=低価格のビジネスモデル」というイメージが強かったが…

先述の現行8代目のグレード別価格帯を確認する限り、エントリーグレードFで約86.4万円~約97.1万円で、上位グレードSでも約110万円~約120万円という”現代の軽自動車”では考えられないような低価格設定となっています(ホンダN-BOXでも200万円超えは当たり前になった)。

こうした戦略的な価格設定の背景には、やはりビジネスモデル向けであったり、旧世代から軽自動車を愛用し続ける高齢ドライバー、もしくは免許取り立てで低予算でも新車が購入できるクルマのターゲットとして注目されたアルトなのですが、今回の(2022年)フルモデルチェンジにより、そのニッチな層が崩されるかもしれないとのこと。

国内カーメディア価格.comマガジンさんの報道によれば、新型アルトはビジネスモデル志向からファミリー層へと舵を切ることが濃厚とのことで、その一つとして「エネチャージモデル/マイルドハイブリッド」が採用されること、「安全装備や必要装備の充実化」、そして「ボディ形状の変更」により、ファミリー層にも適した軽自動車へとシフトすることが考えられるとのこと。

予防安全装備の義務化ももちろん避けられない

またこの他にも、スズキ・セーフティサポート(Suzuki Safety Support)の衝突被害軽減ブレーキにおいては、デュアルカメラブレーキサポートへとアップデートされるため、こうした安全装備の充実化も”時代の変化”に対応していくため。

ちなみに、セーフティサポートの具体的な標準装備一覧は以下の通り。

[NEW]デュアルカメラブレーキサポート(夜間歩行者検知付の衝突被害軽減ブレーキ)

◇後退時ブレーキサポート

◇誤発進抑制機能

◇後方誤発進抑制機能

◇車線逸脱警報機能

◇ふらつき警報機能

◇先行車発進お知らせ機能

◇ハイビームアシスト

新型アルトのグレード別予想価格は一体いくら?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!