【価格は95.9万円から?】フルモデルチェンジ版・スズキ新型アルトもいよいよ100万円の壁を超えてしまう?ユーザー層拡大で利益重視は避けられない?

スズキ新型アルトのファミリー層への拡大により、次期アルトワークスの望みは薄い?

特にボディ形状の変更については、前回のブログでもお伝えの通り、Aピラーの角度が更に立つことで天井のクリアランスが大きくなり、更に全高も先代比+50mmアップで1,525mmに。

この全高アップは、スズキがラインナップしてきた派生車種の次期アルトワークス(New ALTO Works)の発売の可能性を低くする動きにも見られ、加えてエネチャージモデル/マイルドハイブリッド採用により、トランスミッションもCVTの一択になってしまうため、そうなるとアルトワークスの特徴でもある5速MTの可能性は無くなり、尚のこと市販化の可能性がゼロに近づいてしまうことに。

既に自動車情報誌ベストカーさんも報道している通り、「次期アルトワークス消滅」と大々的に取り上げる程ですから、(ほんの少しでも登場の望みは持っていたいものの)スズキとしても利益を重視するのであれば、今回発表・発売されるスタンダードな新型アルトに留まるということも考えられるかもしれませんね。

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ところで新型アルトのグレード別予想価格帯は?

そしてここからは、価格.comマガジンさんが公開したグレード別予想価格帯を見ていきましょう。

以下はあくまでも予想価格となるため、メーカー公式のものではありませんが、結構現実的でありながらも、「いよいよスズキも100万円の壁を超えてくるのか…」と思わせる内容に。

【(2022年)新型アルトのグレード別予想価格帯一覧(10%税込み)】

◇Aグレード(エネチャージモデル):[2WD]959,000円/[4WD]1,061,300円

◇Lグレード(エネチャージモデル):[2WD]999,000円/[4WD]1,101,300円

◇HYBRID S(マイルドハイブリッドモデル):[2WD]1,079,000円/[4WD]1,181,300円

◇HYBRID X(マイルドハイブリッドモデル):[2WD]1,299,000円/[4WD]1,401,300円

なお価格.comマガジンさんが公開しているグレード別予想価格帯は、2WDモデルのみとなりますが、現行アルトの4WDモデルが+102,300円アップとなっているため、その流れに合わせて4WDモデルの予想価格も追記しています。

上にもある通り、エネチャージモデルは何とか100万円を切ることで、ファミリー層だけでなくビジネスモデルとしても活用できることを訴求した価格設定となっていますが、マイルドハイブリッドモデルともなると、やはり100万円の壁を大きく乗りこえ、HYBRID Xにもなると約130万円スタートというのも(アルトでは)中々に衝撃的。

公式的な価格帯が明らかになるまであと少しとなりましたが、予想価格とどれだけ乖離があるのか、それともアルトの特徴でもある低価格を重視した内容となるのか、非常に楽しみな一台です。

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