スズキ新型ジムニーの5ドア版がようやく開発終盤へ?カーメディア「近い将来発売されるから期待してほしい。但し今のところインド市場での販売だ」

5ドア版ジムニーが本当に登場するかは未だ懐疑的なところがある

さてさて、2021年9月にフルモデルチェンジ後として初の(2022年モデル)一部改良版として国内発表・発売された新型ジムニー(Suzuki New Jimny)/新型ジムニーシエラ(New Jimny Sierra)。

一方で欧州市場では、排ガス規制の絡みで4シーター&3ドア版の販売が難しく、後席を廃除した2シーターにすることで商用車扱いにすれば、規制が緩和され販売可能になるなど、様々な対策が施されています。

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こうしたなか、以前より度々噂されてきた5ドア版ジムニーの開発がインドにて行われていると報道されてきましたが、現地カーメディアAutocar Indiaによると、「ようやく5ドア版のプロジェクトが終盤に差し掛かってきた。近い将来ようやく販売される」と報道しています。


5ドア版ジムニーに関して4つのポイントが決定しているようだ

via:Spyder7

なお、ここでいう「プロジェクトが終盤に差し掛かってきた」というのは、「ある程度開発に目星がついてきた」という意味合いだと考えているものの、どのようなニュアンスとして捉えるべきかは難しいですが、既に詳細な情報も展開されているとのこと。

Autocar Indiaが報じている内容だと、インドのスズキディーラー会議にて以下の内容が決定的になったそうです。

①:5ドア版ジムニーは+300mmのロングホイールベース仕様になる

②:5ドア版ジムニーは、全長3,850mmでホイールベースは2,550mm

③:後席の足元のスペースを確保し、荷室も拡大できる

④:近い将来「インド市場にて」販売される

上の①~③は既出の内容ではありますが、④のインド市場にて販売されるというのも気になるところ。

スズキはインドの工場でもジムニーを生産・輸出専用として機能している

恐らくはインド市場限定での発売という意味合いだと考えられますが、その一方でスズキは、公式的に「インドでもジムニーの生産を開始、同時に輸出も開始した」とプレスリリースにて発表済みで、これはスズキの現地子会社であるマルチスズキ・インディアが生産を担当し、「インド国内ではジムニーを販売せず、中南米や中東、アフリカ等への輸出専用」と言われています。

つまりに5ドア版ジムニーもインドにて製造され、上記のような別の海外へと輸出されるというケースも考えられるため、一概にインド市場でしか販売されないというわけではないのかもしれません。

仮にインド市場のみでの販売だったとしても、高確率で並行輸入車が登場してくるでしょうから、そうなると日本国内でも高額転売されるということも考えられそう。

5ドア版ジムニーの開発が終盤に差し掛かったのであれば、発売時期はいつになる?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!