【価格は約258万円から】(英)スズキ新型ジムニーの商用&2シーターモデルLCVが発売スタート!これで再び欧州市場での人気を取り戻す→そういえば5ドアジムニーの話は?

スズキは意地でも欧州市場でジムニーを販売したいようだ

さてさて、以前オーストラリア市場においてスズキ新型ジムニー(日本名:ジムニーシエラJL)のエントリーモデルとなる、ジムニー・ライト(Suzuki New Jimny Lite)が販売されましたが、今回イギリス市場でも新たなグレードが展開されています。

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2020年に欧州独自の厳しい排ガス規制をクリアすることができずに販売終了となった新型ジムニーですが、特例として規制緩和してクリアすることができる2シーター&商用モデルのLCVをラインナップすることで、欧州市場での再販を狙っていたスズキ。

つまりそれだけ欧州市場での需要が高いことや、昔からのジムニーファンが多く存在するイギリスにとっては(オランダのジムニー熱も凄い…)、ジムニーをディスコンにすることは避けたかったのだと考えられます。

早速、今回イギリス市場向けとして発売された新型ジムニーLCVの概要と価格帯をチェックしていきましょう。


エクステリアの変更は無く、ジムニーシエラのJLグレードのような立ち位置

こちらが今回、発表・発売された新型ジムニーLCVのエクステリア。

一見してオーバーフェンダー仕様のシンプルなジムニー・シエラJLのように見えますが、イギリス市場向けでは15インチのブラックペイント仕上げとなるスチールホイール(鉄チン)や、ハロゲンヘッドライトが標準装備。

フロントグリルもシンプルな5スロット式で、ロアバンパーやフロント・リヤフェンダーは無塗装ブラックのモールを設けることでオフロード感を強調させています。

後席れ&フルフラットで荷室容量を拡大

そして新型ジムニーLCVの大きな特徴が、この後席を完全排除した2シーターレイアウト。

ラゲッジスペースはフルフラットで、安全用の仕切りグリッドが設けられているため車中泊は厳しい上に、リクライニングも結構難しそうですが、積載容量としては863Lと結構充実しています(後席有りをフルフラットにしたときに比べて+33L増)。

装備内容はエントリーグレードらしいシンプル仕様

運転席周りはこんな感じ。

グレードはLCVの1グレードのみなので、エアコンやBluetooth/DABラジオ(タッチスクリーンレス)、2スピーカー、クルーズコントロール、スピードリミッター、eCall, ABS、ヒルディセントコントロール、デュアルセンサーブレーキサポートが全て標準装備。

安全装備は義務化のために標準装備となっていますが、シート素材は基本的に撥水ファブリック×ブラックの一択となっています。

パワートレインについては、従来ジムニー同様に排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力102ps/最大トルク130Nmを発揮。

トランスミッションは、ローレンジシフターを備える5速MTのみがラインナップされ、オールグリップProの選択可能な4WDシステムのみで、このあたりも従来ジムニーと同じスペック・ラインナップとなります。

新型ジムニーLCVの価格帯は?5ドアジムニーの存在はどうなった?そして日本市場向けジムニーの最新納期情報は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!