【悲報】2022年に販売予定と噂されたフルモデルチェンジ版・日産の新型エルグランド→FMCの予定はなく、一部改良にて延命予定のようだ

今のままでは「打倒トヨタ新型アルファード」は難しいかもしれない

さてさて、2021年はフルモデルチェンジ版・新型ノート(Nissan New Note)の派生車を中心に、様々な新型車が発表・発売され、2022年も新たな新型車が続々とデビュー予定となっていますが、そのなかで期待されているのがフルモデルチェンジ版・新型セレナ(New Serena)/新型エルグランド(New Elgrand)といったミニバン勢。

既に2021年12月8日には、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/新型ヴォクシー(New Voxy)に関するティーザーサイトが公開され、2022年1月13日に発表・発売されることが決定していますが、次期セレナ/エルグランドはどうなるのでしょうか?

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次期セレナe-POWERについては、後日別の記事にて公開予定ですが、次期エルグランドはちょっと期待する内容とは異なる方向に進んでいるようです。


次期エルグランドの発売予定はなく、あくまでも一部改良に留まる模様

via:Spyder7

早速新型エルグランドに関する情報についてチェックしていきましょう。

これまで自動車情報誌ベストカーさんの報道を中心に、2022年冬頃~2023年春頃にフルモデルチェンジ予定と噂されてきましたが、いつもお世話になっている日産ディーラーや信頼できる情報筋より、残念ながら2022年内はフルモデルチェンジではなく一部改良に留まるとのこと。

つまり、2022年モデルも現行3代目(E52型)を継続し、法規対応という形で延命措置をとるとのことで、特に内外装デザインが大きく変化したり、噂されていたe-POWERシステムや2リッターハイブリッドといったグレードが販売される予定はないとのことです。

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現在の日産の売れ行きなどを考慮すると、次期エルグランドを販売するのは時期尚早なのかもしれない

ただしここで注意してほしいのは、2022年モデルはあくまでも一部改良という形となりますが、2023年モデルに関しては、何も詳細が明らかになっていないということ。

そうなると、元々ベストカーさんが報じていた2023年春頃にはフルモデルチェンジ版として登場する?という話にもつながってきますが、昨今の現行エルグランドの売れ行きや、日本市場での新車販売実績を考慮すると現実的ではなく、まずは海外市場での販売実績を伸ばしていかない限りは、すぐに新型車が導入されるという可能性は低いのでは?と考えられます(エルグランドは香港/マカオやシンガポールにも輸出しているものの、ほとんど国内専売に近い)。

ところでカーメディアが報道する次期エルグランドとは、どういったモデルになる?

via:Spyder7

もし仮に、2023年にフルモデルチェンジ版として新しく導入される場合、新型エルグランドはどのようなモデルになるのか?をおさらいしていきましょう。

ベストカーさんの報道によれば、ボディサイズは現行3代目の全長4,965mm×全幅1,850mm×全高1,815mm、ホイールベース3,000mmよりも大きくなるとのことで、よりラージサイズ&フラッグシップミニバンらしい存在感となり、”ミニバン”というよりもワンボックスカーに近いサイズ感になるものと予想されています。

パワートレインについては、現行3代目が排気量3.5L V型6気筒エンジンと、排気量2.5L 直列4気筒エンジンの2種類のみをラインナップしていますが、次期エルグランドではハイブリッドとe-POWERの2種類がラインナップされる予定とのことで、特にe-POWERシステムに関しては、2022年に販売予定の新型エクストレイル(New X-Trail)に搭載される排気量1.5L VCターボエンジン+e-POWERの組み合わせになるそうです。

駆動方式については、前輪駆動(2WD)/四輪駆動(4WD)の2種類がラインナップされるとのことで、雪国住まいの方々にとっては非常に利便性の高いミニバンになるものと予想されます。

日本国内にて特別展示された新型エクストレイルやシルフィe-POWER、キャシュカイ、新世代ピュアEVのインプレッション動画などは、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!