【アップデート】窓の開き方が斬新過ぎる!GFGスタイルのカンガルーコンセプトが登場!実は100%エレクトリックハイパー”SUV”だった件【動画有】
カンガルーコンセプトが世界初公開!
ジョルジェット・ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro)氏が率いるGFGスタイル(GFG Style)が、2019年3月に開催されたスイス・ジュネーブモーターショー2019にて、全く新しいぴゅあEVスーパースポーツのカンガルー・コンセプト(Kangaroo Concept)を発表しましたが、このモデルの実車デザインが別のイベントにて公開されています。
今回公開されているカンガルーコンセプトは、スーパーカールックなスタイリングながらも、雪上での走行を想定した100%エレクトリックハイパーSUVというカテゴリに分類されるそうです(ぱっと見はSUVではないような…)。
ただコンセプト内容とは裏腹に、アルミ製のスペースフレームプラットフォームを採用し、ボディはフルカーボンファイバーにて作られた性能重視の一台となっているため、仮に市販化するとなったら相当に高額なモデルとなりそうです。
ドア開閉はマクラーレンと同じバタフライドア!
早速外観をチェックしていきましょう。
外観を見ても分かりますが、フロントはローノーズでノペっとしながらもアグレッシブなヘッドライトを搭載し(中国の振興メーカーNextEV NIO EP9にも似ている?)、バンパーもかなりカッコよく仕上げられています。
しかもドア開閉はBMW・i8やマクラーレンのようなバタフライドアを採用しており、奇抜な見た目に加えて先進的なデザインも取り入れています。
こちらはリヤデザイン。
コンセプトモデルということもあってか、ちょっと造りはチープ。
ちなみにリヤウィンドウが無いので後方視界は全くのゼロですが、もしかするとリヤバンパー付近にデジタルインナーミラー用のカメラが搭載されているのかもしれません。
足元のホイールは大口径シルバーとレッドのツートン仕上げで、タイヤの扁平率はちょっと高め。
インテリアはシンプルながらも先進的なレーシングカーをイメージ
こちらはインテリア。
かなりシンプルでありながらも先進的なレイアウトになっています。
GFGスタイルによれば、ステアリングホイールとデジタルゲージクラスターはレーシングカーからヒントを得たデザインとなっていて、ゲージクラスタのすぐ上にもワイドなディスプレイ、そしてセンターコンソールにはタブレットタイプの縦長スクリーンが装備されています。
ウィンドウはまさかのガルウィングを採用
ちなみに、カンガルーコンセプトのサイドウィンドウのオープンクローズはスライド式ではなく、まさかのガルウィング式。
操作スイッチにてガルウィング・ウィンドウの角度を調節できるみたいです。
気になるパワートレインについては明らかにしてませんが、パフォーマンスとしては四輪駆動(AWD)&四輪ステアリングを備え、最高時速は250km/hにまで到達し、0-100km/hの加速時間は3.5秒にて到達すると言われています。
【GFG Style Kangaroo ‘Hyper-SUV’ Concept World Premiere! – Driving on Snow, Overview & More!】