首都高速道路・芝浦ジャンクションにて、希少なフェラーリF12tdfが単独事故!やはり過激なサーキット仕様ともなると操作はかなり難しいのかもしれない
車両のダメージも大きそうだが、ドライバーの身体的・精神的ダメージも心配だ
フェラーリのフラッグシップモデルでお馴染みにF12ベルリネッタ(Ferrari F12 Berlinetta)をベースに、世界限定799台のみ製造・販売された特別限定モデルのF12tdfが、2021年12月31日の午前、東京都港区にある首都高速道路の1号羽田線と11号台場線を結ぶ首都高速道路・芝浦ジャンクション付近にて単独事故を起こしたとのこと。
F12tdfといえば、新車価格5,200万円に対して中古車市場や競売での落札価格が約1億円を優に超えるほどの価値を持ち、更に後の812スーパーファスト(812 Superfast)にも採用されたバーチャルショートホイールベースと呼ばれる後輪操舵システムを採用した先進的なフェラーリでもありました。
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レッド系を基調にホワイトのカラードアクセントが加味された個性的なF12tdf
こちらが今回クラッシュしたF12tdf。
※Twitter ID:@hodo_momo様より、事前に画像の使用許可を得ております(画像並びに情報提供頂きありがとうございます)
運転席(左)側のフロントバンパー辺りが大きく損傷し、フロントフードも変形して開いているのが確認できるかと思います。
おそらく速度自体は異常に速かったというわけでは無さそうで、しかし事故の時間帯が午前中だったことを考えると、外気温が相当に低かったことや、タイヤが冷えていることなど、様々な悪条件が重なった状況にて走行していたのかもしれず、そうなると走行中にコントロールを失ってしまった恐れも十分に考えられそう。
F12tdfが過激なモデルであることは理解していても、そう簡単に扱うことは難しい
もちろんドライバーの技量が試されるハードコアな車両でもあり、サーキットに焦点を当てた一台でもありますから、障害物の多い公道で走らせることは中々に大変なことだと思います(ドライバーも相当に気遣ってたかもしれない)。
ちなみにF12tdfのパワートレインは、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力780ps/最大トルク705Nmを発揮、直線のパフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が僅か2.9秒、最高時速は340km/h以上と過激。
他にもF12tdfが事故した投稿が複数確認される…2019年の年始にも360モデナとF50の競争で悲惨な事故が発生…気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!