約20年間も納屋にて放置されていた超希少なランボルギーニ・カウンタック 5000S/LP500Sが発見される!今後はレストア等により新車並みの美しさに?【動画有】

2022-02-27

世界にはまだまだ見つかっていない希少なお宝が存在するようだ

さてさて、世界の納屋では長期間「とんでもないお宝たち」が放置されていることもあり、日本国内だと、岐阜県にて世界に一台しか存在しない”オールアルミボディ”のフェラーリ・デイトナ365GTB/4(Ferrari Daytona 365GTB/4)が発見され、最終的に競売に出品されて1,807,000ユーロ(日本円に換算して約2.4億円)というとんでもない金額にて落札されました。

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この他にも、とても希少なランボルギーニ・ミウラ(Lamborghini Miura)/カウンタック(Countach)が海外の納屋にて放置→発見されるケースも多くなってきましたが、今回もアメリカの某納屋にて、かなり希少なカウンタックが20年近く放置されており、しかもその放置されたモデルをディテーリングし、新車のような美しさに復活させるプロジェクトがスタートします。


納屋というよりかはビルトインガレージのようにも見えるが?

こちらが今回、カウンタックが納屋にて放置されているアメリカの某所となるわけですが、建物自体はそこまで古いわけではなく、どちらかというとビルトインガレージに近い印象でしょうか。

ただ、「約20年もの間カウンタックが放置」されていることを考えると、カーカバーはかけられていない可能性があり、保管の仕方次第では錆び朽ちてしまっている恐れも。

そしてカウンタックを確認しに行くのに、ゴリゴリの内燃機関に対するアンチテーゼとも言うべき新世代ピュアEVのポルシェ・タイカンクロスツーリスモ(Porsche Taycan Cross Turismo)にて向かうのもユニークなところです。

そしてこちらが今回の主役となる納屋に放置されたカウンタック。

ボロボロの納屋ではなく、しっかりとガラス窓付のシャッターにて保管されていますが、カーカバーを被せているわけではないため、この状態だと土埃などがボディに付着している可能性も高そう。

放置されていたのは、僅か320台程しか製造されていない5000S/LP500S

早速シャッターを開けていきましょう。

頭から突っ込んで駐車しているカウンタックですが、その真後ろには除雪機のようなものが置かれています。

恐らく冬場になったら定期的に使用していたのだと思われ、そこまで目立つような土埃は付いていなさそう。

そして今回発見されたカウンタックは、世界で僅か320台程(厳密には324台とも)生産された5000S/LP500S。

1982年に開催されたスイス・ジュネーブモーターショーに出展され、その後ゼネラルマネージャーに就任したエンジニアであるジュリオ・アルフィエーリ氏によって手掛けられたハイパフォーマンスモデルです。

フロント周りも大きな汚れは特に無し

2000年辺りからずっと放置されていたカウンタック5000Sですが、見た感じ錆び朽ちていることはなく、寧ろ見た目は結構キレイな方。

薄っすらと土埃は確認できるものの、おそらく定期的にシャッターの開け閉めをしていたこともあってなのか、エンジン関連以外は特に問題無さそうですね。

新品のパーツ/消耗品も確保していた

納屋にてランボルギーニ・カウンタックが放置されているのも驚きですが、もう一つ驚きだったのは、ランボルギーニ純正のパーツ/消耗品が、当時のパッケージ袋にて保管されていたこと。

一つに一つにファイティングブルのロゴが付き、未開封の状態で消耗品が保管されている辺り、オーナーは将来的に新品に交換して乗りつぶすことを考えていたのかもしれません(これだけでも十分な価値がありそう)。

いよいよ納屋から解放され、これからディテーリングへ!気になる続きは以下の次のページ(2ページ)にてチェック!