えっ、アウディがミニバン？巨大デジタルグリルを採用したアウディ新型アーバンスフィアコンセプトが世界初公開！やはり競合はレクサス次期LM／トヨタ次期アルファード？【動画有】
まさかアウディからフラッグシップミニバンが登場しようとは…
2021年にコンセプトモデルが登場することが予告され、遂に2022年4月19日に世界初公開されたアウディ新型アーバンスフィアコンセプト(Audi New Urbansphere Concept)。
近未来的で丸みを帯びたボディが印象的で、ピュアEVミニバンとして登場することが噂されていましたが、事前告知の通りダイナミックで先進的なミニバンとして披露されました。
本来新型アーバンスフィアは、中国・北京モーターショーにて公開される予定でしたが、昨今の諸事情による影響で開催が延期されたため、今回アウディ単独でのオンライン発表となりました。
新型アーバンスフィアはどんなモデルなのか？早速チェックしていきましょう。
ターゲット市場は中国で、中国ユーザーからの意見をフィードバック
こちらが今回公開された新型アーバンスフィアコンセプト。
アウディはこれまで、大口径ホイールを装着したクーペスタイルのスカイスフィア(SKY Sphere)と、ラグジュアリーモデルをイメージしたグランドスフィア(Grand Spere)の存在を明らかにしてきましたが、アーバンスフィアは大型SUVなのかミニバンなのか明確ではありませんでした。
今回の公式プレスリリースより、アーバンスフィアはミニバンタイプであることが判明しましたが、どうやらターゲット市場は中国だそうで、中国ユーザーからの意見をフィードバックしつつ、中国・北京のアウディデザインスタジオと、ドイツ・インゴルシュタットとの共同開発により実現した一台となります。
競合モデルはやっぱりトヨタ新型アルファード／クラウンヴェルファイア／レクサス新型LMになる？
まさかアウディからフラッグシップミニバンが登場するとは…というのが正直な感想ですが、その見た目は中国ユーザーが好みそうなギミック要素たっぷりで、遊び心も満載。
ボディサイズは全長5,500mm×全幅2,000mm×1,780mm、ホイールベースは3,400mmとロングホイールベースで超大柄。
さすがにこのサイズまでとなると、”ミニバン”ではなくトヨタ・グランエース(Toyota New Granace)のようなワンボックスサイズになってきますが、恐らく競合はトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(New ALPHARD)／新型クラウンヴェルファイア／レクサス新型LMになると予想されます(多分国内の大手カーメディアもそのような対策キーワードをふんだんに盛り込んでくると予想)。
サイドビューはこんな感じ。
かなり伸びやかなボディスタイルで(トヨタ新型シエナっぽい？)、フロント・リヤオーバーハングはかなり短め。
そして足元には24インチの大口径アルミホイールを装着し、タイヤも低扁平なので乗り心地が気になるところ。
デジタルグリル採用でグリルカラーがLEDで変化するギミック要素満載
ちなみにこのモデル、あくまでもコンセプトモデルなので量産仕様に適用されるかは不明ですが、フロントのシングルフレームグリルはデジタル仕様でカラーリングを変更することも可能。
ピクセルスタイルのLEDを介しているため、そのときの状況やドライバーの気分次第でグリーンやブルー、レッドなど、様々な色合いに変更できるのも特徴です。
リヤエンドにもピクセルスタイルのLEDを搭載。
デジタルマトリクスLEDの応用編だと思われますが、将来的にはこういったアニメーションやパフォーマンスをアピールするコンセプトモデルや量産モデルが次々登場するかもしれませんね。
LEDヘッドライトも見ていくと、こちらもマトリクスLEDが採用されていますね。
新型アーバンスフィアのドア開閉はスライドドアではない？内装はラグジュアリー？気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック！