えっ、アウディがミニバン?巨大デジタルグリルを採用したアウディ新型アーバンスフィアコンセプトが世界初公開!やはり競合はレクサス次期LM/トヨタ次期アルファード?【動画有】

アウディ新型アーバンスフィアコンセプトのインテリアを見ていこう

引き続き、アウディ新型アーバンスフィアコンセプトを見ていきましょう。

ちなみにドア開閉はこんな感じ。

ミニバン特有の後席スライドドアは廃止で、観音開きを採用し、更にはBピラーを設けないことでアクセスエリアを拡大。

おそらくドアパネルの面積も相当に大きいと思うので、駐車場での開け閉めには苦労しそうですが、全開にしたときの開放感やアクセスのし易さという面では従来のミニバンよりも優れているのかもしれません。

ちなみに車内は2列4人乗りの完全なるラグジュアリー仕様で、アルファードやLMで言えばロイヤルラウンジ仕様ですが、フロントシートバックに大型ディスプレイやバーティションは設けられていないため、いわゆるファーストクラスのような味わいでは無さそう。


特殊要素満載でありながら、環境にも配慮した素材を採用

運転席はかなり先進的で、ステアリングホイールはフラットボトム。

フルデジタルインストルメントクラスターも搭載され先進的。

アクセルペダルもオルガン式ではなく、内側から外側に向かってニョキっと伸びた特殊仕様(アルコール消毒用の足踏み式レバーっぽいアレ)ですが、どうやらレベル4相当の自動運転システムを搭載しているとのこと。

トリム類も見ていくと、アウディとしては初の「竹」を使ったビスコース生地や、ECONYLと呼ばれるリサイクルポリアミド、更に製造プロセス中に化学物質を含まないホーンビームベニアを使用することで、環境にも適したモデルであることをアピール。

このほかには、ウォーターディスペンサーとグラスを含む旋回センターコンソールを搭載したり、Audi Light Umbrellaと呼ばれる中国の伝統に触発された照明傘を装備することで、ユーザーを雨から守り、暗い​​場所での持ち運び可能な光源として機能するそうです。

後席だけを見るとこんな感じ。

左右独立のキャプテンシートであることはもちろんですが、どのような座り心地なのか、マッサージ機能なども搭載されているのか気になるところ。

ピュアEVシステム採用で最高出力401psを発揮!

最後に気になるパワートレインですが、次期Q6 e-tronやA6 e-tron、ポルシェ・マカンEVなどの生産車両用に開発したEV専用PPEプラットフォームをベースにしつつ、デュアルモーターを搭載することでシステム総出力401ps/システムトルク690Nmを発揮。

駆動方式はクワトロ四輪駆動(4WD)のみをラインナップし、バッテリー容量は120kWhと大容量で、航続可能距離はWLTPモードで750kmにまで到達します。

具体的な販売時期は不明ですが、2024年頃を目標に中国市場をメインに販売されると予想されています。

【Audi Urbansphere Concept Is An Electric Minivan For The Future】

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Reference:CARSCOOPS