もしかして盗難車?フェラーリ・ポルトフィーノで暴走&204km/hのスピード違反→「車両未登録」であることがバレて警察に押収される…「首都高はサーキット」と言い放った並木容疑者を思い出すな…

2022-07-06

法定速度+94km/hオーバーながらも、他車を巻き込むような事故につながらなかったのは良かった

2022年に入っても様々な事故や速度違反による逮捕者が続出していますが、今回オーストラリア・ニューサウスウェールズのゴールバーンにあるヒュームハイウェイにて、異常な速度で暴走するフェラーリ・ポルトフィーノ(Ferrari Portofino)が登場。

このポルトフィーノを運転していた男は、法定速度110km/hのところを、+94km/hオーバーとなる204km/hで暴走。

この日はたまたま、現地警察による速度取締り強化でハイウェイを走行していたそうで、常軌を逸したフルスピードで通過するポルトフィーノを追いかけ、何の事故もなく無事捕まえることに成功したそうです。


何とこのポルトフィーノは「未登録車両」だった

こちらが今回(2022年6月3日の午前7時40分)、NSW警察に捕まったというフェラーリ・ポルトフィーノ。

ホワイト系のボディカラーで、足もとはブラックのアルミホイール、そしてブレーキキャリパーはレッドにペイントされたシンプルな一台。

実はこのモデル、ただ単に速度違反で捕まったわけではなく、地元NSW警察が「ナンバーが装着されていなかった」ことに疑問を持ち、「もしや盗難車の可能性も?」と疑ったことから、すぐに追跡することになったのだそう。

速度違反のドライバーを捕まえた結果、このポルトフィーノは盗難車ではなく、「車両未登録」であることが判明。

なぜ車両未登録で走行したのかは不明で、単純に車両登録するだけの金銭的な余裕が無かったのか、それとも意図的に登録したくなかったのかも気になるところ。

車両未登録のポルトフィーノは押収され、違反金も約19万円相当になる?

なおドライバーは42歳の男性で、職業は不明ながらもポルトフィーノを購入できる財力はあることから、何らかの理由で車両登録しなかった上、且つ車通りの少ない早朝を狙って暴走する辺り、何らかの特別な理由があったのかもしれません。

ちなみに今回の違反について、地元NSW警察は、未登録車両で異常な速度超過を記録し、且つ乱暴に走らせたことから法廷出席通知を発行したとのこと。

これらの違反に対し、2,000オーストラリアドル(日本円に換算して約19万円)を超える可能性があり、詳細については2022年6月29日にゴールバーン地方裁判所に出頭した後に明らかになるとのこと。

もちろん、今回の大幅な速度超過により、ドライバーは免許一時停止とし、更に車両を3か月間押収する措置をとっています。

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