【価格は日本円で約138万円から】スズキ新型ブレッツァが世界初公開!新型ハリアー風のLEDデイライト+マイルドハイブリッド採用…唯一スズキが不採用の電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能は?
インド市場では大人気のコンパクトSUVがマルチスズキよりデビュー
スズキの新世代SUVモデルとして度々注目されてきた新型ブレッツァ(Suzuki New Brezza)ですが、遂にこのモデルが2022年6月30日にインドにて世界初公開されました。
スズキのインド法人となるマルチスズキより販売される新型ブレッツァですが、ビターラブレッツァ(Vitara Brezza)のデザイン言語を取り入れつつ、シングルモーターによるマイルドハイブリッドシステムを搭載する都市型SUVとしてラインナップされます。
ちなみにスズキの新型SUVといえば、日本市場でも2022年4月にストロングハイブリッド版の新型エスクードHV(New Escudo)が発表・発売されたばかりですが、このモデルのテイストとは異なり、更に個性的でアクティビティなデザインを持つのがブレッツァになります。
新型ブレッツァのエクステリアを見ていこう
こちらが、今回世界初公開されたインド市場向けとなる新型ブレッツァのエクステリアデザイン。
ボディワークとアルミニウムスタイルのスキッドプレート周りには、大量のハードプラスチッククラッドが採用されたモダンテイストに。
そしてフロントマスクについては、インド市場向けでは定番だった5スロット以上のグリルパターンが廃止となり、フロント中央上部に2スロットグリルを設け、更にヘッドライトを縁取るサテンメッキ?仕上げのシグネチャーウィングを設けるなど、この辺りのデザイン言語は独特。
ヘッドライト意匠はどことなくトヨタ新型ハリアー風
ちなみにヘッドライト意匠はこんな感じ。
横に連なるプロジェクター式LEDヘッドライトと、L字型を連ねるLEDデイタイムランニングライトが搭載されたトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)風で、これが全グレード標準装備となるのか、それともグレードによってメーカーオプション扱いとなるのかは不明。
なおフロントウィンカーの点灯位置は不明ですが、恐らくヘッドライト上部に設けられたクリアな水平部分だと思われ、さすがに新型ハリアーのようなLEDデイライトが反転する仕様ではなさそうですね。
ちなみにこちらが、新型ハリアーのヘッドライト意匠。
改めて見比べてみると違いは明確ですが、デザインテイストや雰囲気は少し似ているようにも。
リヤテールランプはアウトランダーPHEV風の水平基調
そしてこちらはリヤビュー。
リヤテールランプは、水平基調をイメージしたY字型LEDで、三菱の新型アウトランダーPHEV(Mitsubishi New Outlander)風。
リヤウィンカーは非LED(電球)、バックランプはホワイトのLEDである可能性が高そう。
そしてほんの少しだけ確認できますが、リヤテールゲートの中央部分には、”BREZZA”のレタリングバッジを貼付。
そして右下部分には、うっすらと”Smart HYBRID”バッジも貼付されているのが確認できますね。
コンパクトなスタイリングながらもアクティビティ
少し見づらいですが、サイドビューはこんな感じ。
真っすぐなベルトラインはボンネットへと続き、トップルーフも水平基調で後席の居住性を確保。
都市型SUVとは謳われているものの、スタイリングとしてはアクティビティでオフロードを少し意識したデザインにも見えますが、あとは乗り心地がどの方向性に向いているのかが気になるところですね。
なおフロント・リヤフェンダーには、大きくも力強いモールディングパーツを装着。
足もとにはスパイラル形状のアルミホイールを装着しています。