世界初の6速MTと9速ATを両方搭載?!ケーニグセグが「車好き」のために作り上げた究極のハイパーカー・新型CC850を世界初公開!50台限定で1,300馬力以上を発揮

2022-08-21

やっぱり自社開発を命とするケーニグセグは最強の技術屋だった

スウェーデンを拠点とし、スーパーカー/ハイパーカーよりも更に上を行くメガカーメーカーでお馴染みケーニグセグ。

元ZOZOTOWN CEOで、現在様々な会社を持つ実業家として活躍中の前澤友作 氏も新型ジェスコ(Koenigsegg New Jesko)を購入するなど、ケーニグセグは世界的に注目され、今勢いのある企業でもあります。

そんなケーニグセグが、2022年8月20日に世界初のトンデモナイ技術を採用した新型CC850を世界初公開しました。

このモデルは、今から20年前となる2002年に、ケーニグセグが世界限定8台のみ発表・発売した記念すべき第一号の量産モデルCC8Sに敬意を表する一台で、更にこれまでのケーニグセグの集大成ともいえる最新技術を全て取り込んだい一台となっています。

具体的にどういったモデルなのか?早速チェックしていきましょう。


CC8Sのオマージュモデルで、現代的な解釈で復活した新型CC850

こちらが今回公開された新型CC850のエクステリア。

その見た目の通り、CC8Sをモチーフにしたレトロチックなエクステリアデザイン。

CC8S生誕20周年並びに、ケーニグセグCEOであるクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏の50歳の誕生日を記念する一台ですが、実はこのモデル、コンセプトカーではなく世界限定50台のみ販売される量産仕様なんですね。

過去のデザインを取り入れながらも、技術やパフォーマンスは現代以上に

まるでランボルギーニ・カウンタック(Lamborghini Countach, クンタッチ)が現代に蘇った新型カウンタックのように、どこか懐かしさを持ちながらも、先進性と近未来的なデザインを持ち合わせたミステリアスなモデルに仕上げられています。

足もとのリボルバーデザインの大口径鍛造アルミホイールや、フロント16.1インチ(6ポット)/リヤ15.5インチ(4ポット)の大口径カーボンセラミックブレーキディスク&ブレーキキャリパー(ってかデカすぎじゃないか…?)、そして宇宙船ような滑らかで水平基調をイメージしたシームレスなボディスタイルなど、一つ一つが特別品質。

リヤクォータービューはこんな感じ。

トップルーフは、手動脱着可能なデタッチャブルハードトップを採用しますが、基本的にはフルカーボンファイバを使用するため超軽量。

そしてリヤテールランプは、片側3灯式のスクエア型LEDで、ここもどことなく新型カウンタック風のデザインにも思えたり。

プラットフォームは、アルミニウムハニカムとケーニグセグセーフティセルを備えたケーニグセグのカーボンファイバーモノコックを採用し、ボディ自体は先述の通りフルカーボンファイバー/ケブラーが事前に含浸されています。

足回りについては、油圧で調整可能なリフトアップ機能を搭載し、電子制御のガス油圧式ショック、リアトリプレックスダンパーを備えたダブル ウィッシュボーンサスペンションが搭載されています。

2ページ目:ケーニグセグの本当の技術力の高さはインテリアのトランスミッション!