カッコいいじゃないですか!フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)のクリスタルブラックパールがスパイショット。ヌルテカボディとブラックウィングとの一体感も完璧

日本国内でも、輸送中の新型シビックタイプRの実車が目撃されているようだ

2022年9月1日より全国一般オーダー受付けがスタートし、ある程度の納期が明らかになるであろうホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FK5)。

既に一部のホンダディーラーを対象に、試乗車・展示車(デモカー)枠となる400台分の生産並びに出荷が続々とスタートしていますが、これらのデモカー枠は一般ユーザーでは購入できない上、仮に一般ユーザーに販売した場合はペナルティが課されるとも言われています(あくまでもディーラー情報なので、本当かどうかは不明)。

そんな新型シビックタイプRですが、遂にアメリカでも生産・出荷がスタートし、一部のホンダディーラーに入庫していたことが明らかとなりました。


クリスタルブラックパールの新型シビックタイプRを堪能しよう

こちらが今回、Civic_Forumによって投稿されたアメリカ市場向け新型シビックタイプR(FL5)のエクステリア画像(左ハンドル仕様であることも確認できる)。

ボディカラーはホンダのカラーラインナップの定番にもなっているクリスタルブラックパールですが、改めてこうして見ると無償カラーとは思えない程のヌルテカ具合と美しさ、そして漆黒ブラック独特のダークな印象を与えるエクステリアは、他のボディカラーでは演出できないレベル。

新型シビックタイプRは、基本的にメーカーオプションが存在せず、基本的に全て標準装備となるため、まさに完全武装した前輪駆動(FF)最速を謳うスポーツモデル。

先代FK8のようにアグレッシブで男らしさ全開のデザインとは対照的に、FL5はシンプルで落ち着いた印象を与えながらも、実は内側に秘めたる存在感と優れたパフォーマンスを持つ一台といった印象(何れも圧倒的なオーラを持っていることは確か)。

パフォーマンス全振りのハードコアスポーツハッチバック

これは前回のブログのおさらいになりますが、新型シビックタイプRのボディサイズは、全長4,595mm×全幅1,890mm×全高1,405mm、ホイールベース2,735mmで、先代FK8に比べて全長+35mm/全幅+15mm/全高-30mm/ホイールベース+35mmと、とにかくワイド&ロースタイル。

クリスタルブラックパールによる強烈な存在感と塊感も手伝ってなのか、更にワイド&ローの引き立つエクステリアに加え、車体重量は1,430kgと先代比+40kg増ではあるものの、パワートレインは排気量2.0L 直列4気筒VTECターボエンジンを搭載し、最高出力330ps(+10ps)/6,500rpm、最大トルク420Nm(+20Nm)/2,600rpm~4,500rpmを発揮。

おそらく直4ターボ&前輪駆動(FF)モデルで、ここまでパフォーマンスに全振りする国産スポーツモデルは他に存在しないと思われ、しかしこれだけのスペックを持つ個体を日本価格で4,997,300円(税込み)で販売するのはある意味奇跡だと思うんですね(おそらく北米市場向けはもう少し安価だと予想される)。

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