フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5型)最新情報!「車体重量はFK8比+40kg」「アイドリングストップ無し」「イギリス製から日本製に」

新型シビックタイプRも入手しづらい究極のハードコアスポーツカーになりそうだ

2022年9月1日に発表・発売予定となっているホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5型)。

既にSNSやYouTubeなどでは、「新型シビックタイプR購入・契約しました!」といった投稿が非常に多く、当ブログにも同様のコメントや報告等を頂ける方が多数で、改めてタイプRの人気の高さ、そしてFL5型を待ち望んでいた方が非常に多かったんだと感じた次第です。

ただホンダ公式ホームページでは、新型シビックタイプRに関する具体的な主要諸元や、更に細かい主要装備については明らかになっておらず、一方でユーザー向けに配布がスタートしている簡易カタログ(パンフレット)では、本モデルの詳細な情報が掲載されているんですね。

今回は、そんな新型シビックタイプRの具体的な主要諸元や主要装備についてチェックしていきたいと思います。


新型シビックタイプR(FL5)の主要諸元をチェックしていこう

まずは新型シビックタイプRの基礎情報となる主要諸元をチェックしていきましょう。

一部不明になっていた情報も明確になっていますので、これから購入を検討している方や、購入・契約済の方の参考になれば幸いです。

【(2023年)新型シビックタイプRの主要諸元一部】

◇ボディサイズ:全長4,595mm(+35mm)×全幅1,890mm(+15mm)×全高1,405mm(-30mm)

◇ホイールベース:2,735mm(+35mm)

◇トレッド幅:フロント1,625mm(+25mm)/リヤ1,615mm(+20mm)

[NEW]車体重量:1,430kg(+40kg)

[NEW]最低地上高:125mm(±0mm)

[NEW]最小回転半径:5.9m(±0m)

◇エンジン:排気量2.0L K20C型直列4気筒VTECターボエンジン

◇最高出力:330ps(+10ps)/6,500rpm

◇最大トルク:420Nm(+20Nm)/2,600rpm~4,500rpm

◇変速比:1速3.625/2速2.115/3速1.529/4速1.125/5速0.911/6速0.734/後退3.757

[NEW]減速比:3.842

◇圧縮比:9.8

[NEW]主要燃費向上対策:直噴エンジン、可変バルブタイミング、電動パワーステアリング、(アイドリングストップ装置廃止!)

◇WLTCモード平均燃費:12.5km/L(-0.5km/L)

◇WLTC市街地モード平均燃費:8.5km/L(-1.3km/L)

◇WLTC高速道路モード平均燃費:15.0km/L(+0.1km/L)

◇燃料タンク容量:47L(+1L)

[NEW]主ブレーキの種類・形式:フロント・油圧式ベンチレーテッドディスク/リア・油圧式ディスク

[NEW]サスペンション方式:フロント・マクファーソン式/リア・マルチリンク式

※()は先代比

上の主要諸元の通り、新たに加味された項目も見ていくと、改めて先代FK8の完成度は相当に高かったこと、そしてそこから更に洗練されつつも原点回帰を狙ったハイパフォーマンスモデルのFL5を開発・製造したホンダ開発陣の努力と工夫は相当なものだと思われます。

新型シビックタイプR(FL5)はイギリス製ではなく日本製になる?

ちなみに新型シビックタイプRの製造場所についてですが、これは様々な情報・噂が展開されていますが、実際に実車をチェックしたHondaPro Jason氏によれば、アメリカで展示されていた個体のVINコードをチェックしてみたところ「JHMFL5G44PX000025」と掲載されていたことから、日本製であったことが発覚。

元々先代FK8や、FN2型のシビックタイプRユーロでは、日本ではなくイギリスを拠点に生産がスタートし、輸入車という扱いで販売されていましたが、今回のFL5型では日本製として販売されることになりそうですね。

2ページ目:新型シビックタイプR(FL5)の主要装備の詳細は?