カッコいいじゃないですか!フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)のクリスタルブラックパールがスパイショット。ヌルテカボディとブラックウィングとの一体感も完璧

(2023年)ホンダ新型シビックタイプRの魅力を引き続きチェックしていこう

排ガス規制が騒音規制が厳しくなるなか、100%内燃機関を搭載するホンダ新型シビックタイプR(FL5)が発売される時代に生まれたことに感謝する一方で、まだまだ隠れた魅力を持っているのが、このモデルのダウンフォース量。

特にその中でも、アルミダイキャストによる肉抜きと軽量化されたステー付巨大リヤウィングは、新型シビックタイプRのパフォーマンスを更に引き出すパーツの一つとなっています。

自らを超えるため…200km/L到達時のダウンフォース量は約900N

これも前回のブログのおさらいになりますが、本モデルの高速操縦安定性は、Hondaレーシングテクノロジーを注ぎ込んだ専用空力アイテムを開発し、更に造形美と両立することにより空気抵抗の指標となるCd値を大幅に低減し、200km/hの走行時に892Nものダウンフォース量を発生します(内訳としては、フロントフード+42N、フロントバンパー&アンダーカバー+207N、リヤスポイラー+580N、リヤディフューザー+63N)。

ここまでのクラスになってくると、もはやレーシングカーの領域になってくると思いますが、新型シビックタイプRは先代FK8を超えるだけでなく、車本来の限界性能を更に引き出すための技術を結集させた最強モデルなのだと思われます(ホンダ公式YouTubeチャンネルでも「挑み続けるのは、自らを超えるため」と強くアピールしている)。

【【シビック TYPE R】新型CIVIC TYPE R ワールドプレミア】


2022年は国産スポーツカーのための一年になりそうだ

そしてクリスタルブラックパールのリヤのボリュームもワイド&ローでセクシー。

ホンダのグランドコンセプトとしている「アルティメイトスポーツ2.0(Ultimate Sport 2.0)」と謳う通り、ホンダが本来求めてきた「速さと走る喜びを極めたピュアスポーツ性能を目指した」、「スポーツモデルの本質的価値である”速さ”と官能に響く”ドライビングプレジャー”の両立をタイプRの提供価値とした」と表現している通り、これらの技術を結集するためには、これだけの重厚感・ボリューム感のあるエクステリアが必要になってくるのだと思います。

なおこの角度から見ると新型シビックタイプRのリヤフェンダーはとにかくワイドで、まるで後輪駆動(FR)ベースと思わせるほどですが、これだけでなくフェンダーをエクステンションではなく一体的に仕上げることで、エアフローを最適化できているのも、このモデルの魅力の一つ。

そしてマフラーはセンター3本出しを採用するだけでなく、エキゾーストシステムにはアクティブエキゾーストバルブ機構を備えるところもグッド。

これに加えて、車内からでもVTECサウンドを堪能できるアクティブサウンドコントロールを搭載することで、ドライバーを更にステップアップさせてくれるような、そんな魅力も備わっています。

そろそろ新型シビックタイプRに関する新たな情報が公開されることを期待し、今はただひたすら待つことになるとは思いますが、ここまでワクワクするようなスポーツカーが2022年に登場し、しかもその他にも国産スポーツモデルも狙ったかのように同じ時期に発表・発売されるあたり、「もうこんなにワクワクするような1年を過ごすことはできないんじゃないか?」と思わせるほどの濃密な時間ではないかと思います。

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Reference:CivicForum