これ本当?フルモデルチェンジ版・スズキ新型アルトワークスが2022年内にデビューとの噂。時代の流れとは言え、軽スポーツモデルに”HYBRID”バッジが貼付されるのは違和感が…

2022-09-24

そもそもスズキ公式も「新型アルトワークスは考えていない」と断言していたが…

2021年12月10日に9代目としてフルモデルチェンジを果たしたスズキ新型アルト(Suzuki New ALTO)。

MTモデルを完全廃止し、R06A型エンジンをベースにしたエネチャージモデルとマイルドハイブリッドの2種類を展開しますが、その一方で大きな注目を集めたのが次期アルトワークス(New ALTO Works)の存在について。

これについては、新型アルトが発表された2022年12月10日に、スズキ取締役専務役・国内第一営業本部長の鈴木敏明 氏が以下のように正式に回答しています。

このアルトにつきましては、一番生活に密着したクルマでございますので、まずはそこからスタートさせていただく。

マイルドハイブリッドでのモーターアシストがありますので、ターボはありませんけれども、かなり加速をアシストしてくれて、走りでも非常によい、きびきびしたものになっております。

従ってワークスということにつきましては、今現在は考えておりませんけれども、まずはこのクルマをしっかり、お客さまに1台1台選んでいただけるように売っていきたい

via:carwatch

まずは新型アルトの生産や注目度が落ち着きつつ、ユーザーからの様々な要望があってから次のステップに移ることになるとは思いますが、こうしたなか、2022年内に新型アルトワークスがデビューする?との噂が浮上しています。


これが新型アルトワークス?

via:Spyder7

こちらが今回噂されている新型アルトワークスの完成イメージレンダリング。

このレンダリングを作成したのは国内カーメディアSpyder7さんで、同メディアの報道によると、新型アルトの新世代プラットフォームHEARTECT(ハーテクト)をベースにしつつ、ユーザーの期待に応える形で先代同様に5速MT/5速AGS(オートギアシフト)の2種類がラインナップされるとのこと。

更にパワートレインについては、どうやら排気量660cc R06A型の直列3気筒ターボエンジンを搭載する可能性があるとのことで、これによる高速性能やアクセルレスポンスの向上、更には軽ターボ特有の軽快なハンドリングを武器に、再度軽スポーツ市場に一石を投じるモデルとなることが期待されています。
※後日Spyder7さんより、予想されるパワートレインは「R06Aターボエンジン+電気モーターアシスト」とのことでした

アルトワークスにハイブリッドバッジは違和感あるものの、これも時代の流れか?

via:Spyder7

またその一方で、これまでマイルドハイブリッドやエネチャージシステムを採用してこなかった純ガソリンエンジン搭載のアルトワークスでしたが、今回公開された完成イメージレンダリングのフェンダーとフロントフード付近には、”HYBRID”のバッジが貼付されているのを見ると「これも時代の流れなのか…」とも思ったり。

この他にも「純ガソリンエンジンではなくハイブリッドとして登場するのはユーザーも納得するのだろうか?」という見方もできますし、「ハイブリッド採用ともなれば、5速MTはラインナップされないのでは?」といった様々な見方も。

ちなみに2022年9月下旬時点では、いつもお世話になっているスズキディーラーにも具体的な情報は展開されておらず、本当に2022年内にデビューするかも明確ではないため、まずはスズキ公式プレスリリースの情報を待ちたいところ。

2ページ目:なぜSpyder7さんは2022年内にデビュー予定と報じているのか?その理由はアレの存在か?