「世界で最も醜いタイプR」と揶揄されたホンダ・オデッセイの改造モデルがアメリカに登場!シビックタイプR Limited Editon(FK8)風のバンパーを移植

オーナーはどのような意図でカスタマイズしたのか気になるな…

ホンダが2020年11月30日に発売した日本限定200台のみとなると特別仕様車シビックタイプRリミテッドエディション(Honda Civic Type R Limited Edition, FK8)。

ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットにおいて、前輪駆動(FF)最速を目指したライトウェイト&ハードコアハッチバックモデルで、新車販売価格550万円(税込み)に対し、中古車サイト・カーセンサーでは1,200万円以上にて取引されているプレミアモデルでもあります。

このモデルの特徴といえば、FK8をベースにしたプラットフォームやパワートレイン、内外装デザインはもちろんのこと、初代シビックタイプRを彷彿とさせるサンライトイエローIIのみをラインナップし、歴史と進化を感じる究極の”操る喜び”を目指した一台と云われています。

そんなLimited Editionに似せたフロントバンパーを、何とホンダのフラッグシップミニバンとなるオデッセイに移植したカスタムモデルが目撃され大きな話題となっています 。


どうやらSNSでは「世界で最も醜いタイプR」と揶揄されているようだ

こちらが今回、アメリカ・カリフォルニア州ブエナパークにて撮影されたホンダ・オデッセイにFK8のシビックタイプR Limited Edition風のフロントバンパーを移植化したカスタマイズモデル。

先代FK8のフロントバンパーをそのまま移植している可能性は低く、おそらく社外パーツを組み合わせたオリジナルだとは思うものの、なぜオデッセイのフロントバンパーを外してまで移植することになったのかが気になるところです。

なおこの画像は、アメリカ大手掲示板サイトRedditにも掲載され、これを見た閲覧者の多くが「世界で最も醜いタイプRだ…」「せめて同じボディカラーにしろよ!何でよりによってLimited Editionなんだよ!」「ホンダが泣いてるぜ」といったコメントなども多く、ある意味掲示板では大きな注目を集めている一台のようです。

ちなみにこちらが、以前日本限定200台のみ販売されたシビックタイプR Limited Editionですが、こうして実車を見てみると、ダミーエアインテークのL字フレームが省略されていたり、フロントアッパーグリルが設けられていないなど、本物のバンパー形状と諸々異なるところも多かったりすることから、さすがに本物のバンパーをそのまま移植しているというわけではなさそう。

そしてこちらがアメリカ市場向けのオデッセイ。

純正フルノーマルでも十分存在感のあるオデッセイですが、改めてこのデザインからタイプR風バンパーへの移植はちょっと無理がありそう。

そしてタイプRの象徴ともいうべき赤バッジが貼付されていないのもちょっと残念なところではありますが、その点はオーナーなりの特別なプライドがあるのかは不明。

ちなみにその他については、足もとのアルミホイールは純正ではあるものの(おそらく足回りも純正)、インテリアが何とも独特な雰囲気がありますね。

気になるオデッセイのパワートレインですが、上の画像を拝見する限り第三世代だと予想され、排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力258ps発揮するため、Limited Editionの排気量2.0L 直列4気筒VTECターボエンジン(最高出力310ps)に比べると非力ではあるものの、ミニバンとしては十分力強いモデルだと思います。

2ページ目:ホンダ・オデッセイにトヨタ・アルファードやレクサスのスピンドルグリルを移植したボディキットが登場?しかも日本にて目撃される!