フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスが遂に世界初公開!PHEVの0-100km/h加速時間は6.7秒、リヤドアハンドルはピラーマウント式…一方でSNSでは早速「プリウスミサイルが強化」と揶揄も…

2022-11-30

遂に新型プリウスがワールドプレミア!想像以上にカッコいいぞ

2023年1月10日に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)。

遂にこのモデルが、2022年11月16日の13時半に一足早く世界初公開されました。

既にティーザー画像の時点から注目度の高かった新型プリウスですが、今回のワールドプレミアによるSNSでの反応も気になるところですし、事前情報通り、どこまでスポーティなルックス・シルエットを持ち、内装はどこまで先進的なレイアウトとなったのかチェックしていきましょう。


ワールドプレミアでは新色2色と、2.0L PHEVと2.0L HEVの2グレードが世界初公開!

早速新型プリウスのエクステリアを見ていきましょう。

今回公開されたのは、新型プリウスより新しくラインナップされた新色のマスタード(左側の黄色系)とアッシュ(右側のグレー系)。

新型プリウスがワールドプレミアされる以前、トヨタディーラーのプロダクトガイドでは、何れもグレー系のカラーで紹介されていましたが、どちらもカモフラージュするためにグレー系にしていたのかもしれませんね。

特に左側のマスタードは、かなり攻めた色あいのイエロー系で、先進的でピュアEVチックなエクステリアで良くマッチしています。

新型プリウス2.0L PHVのエクステリアからチェック

それでは早速、新色マスタードの新型プリウスから見ていきましょう。

新グレードとなる排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターを搭載するプラグインハイブリッド(PHV)モデルで、グレードは実質1グレードのZ[2WD]。

システム総出力は223psを発揮するとのことで、おまけに0-100km/hの加速時間は6.7秒と中々に刺激的(SNSでは既に「プリウスミサイルがパワーアップ」と揶揄されていますが…)。

足もとのアルミホイールは19インチのマルチスポークタイプとなりますが、想像以上にアグレッシブでスポーティですし、2.0L HEV仕様のアルミホイール意匠と大きく異なるのは意外でした。

真正面から見てみるとこんな感じ。

トヨタ独自の大口キーンルックグリルを採用するわけではなく、将来的にピュアEVセダンへとつなげるかの如くバンパーの面積を拡大するところはプリウスらしいところ。

”コ”の字型LEDデイタイムランニングライトに加え、その直下には単眼のBi-Beam LEDヘッドライトを搭載しますが、かなり先進的でコンセプトカーとしてラインナップされたbZシリーズを彷彿とさせるものがありますね。

クーペルックなスタイルながらも、なぜかフロント・リヤにはグロスブラックフェンダーモール付

そしてこちらはサイドビュー。

こうして見るとかなりロー&ワイドが際立つエクステリアで、Aピラーの寝かせ具合が凄いこと…

ちなみに、新型プリウスのボディサイズは全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,420mm~1,430mmで、ホイールベースは2,750mmと全体的にサイズアップしていて、全高は現行50系に比べて40mm以上もダウン。

そして意外だったのは、フロント・リヤフェンダーにグロスブラックのモールディングパーツを追加装備することで、スポーティなクーペスタイルなのに、どことなくクロスオーバーっぽく見せるところはユニーク。

後席ドアハンドルはピラーマウント式を採用

こちらはリヤクォータービュー。

全体的に滑らかでありながら、空力も徹底したラインが印象的。

サイドウィンドウモールもブラックですが、ウィンドウ面積がかなり小さいことで、運転席からの視界がどれだけ現行50系と異なるのか気になるところですね。

あとは後席用のアウタードアハンドルが無くなり、その代わりとしてC-HRやホンダ・ヴェゼル(Honda Vezel)のようにピラーマウント式ドアハンドルを採用。

遂に新型プリウスよりセンター直結式の一文字を採用!

こちらはリヤビュー。

テールランプはティーザー画像の通り、センター直結式の一文字を採用しながら、両サイドが少し太めなのは新型ハリアー(New Harrier)に近いもがありますね。

あとは新型クラウン(New Crown)同様に、一文字テールランプとの親和性を持たせるために”PRIUS”のレタリングバッジを採用してきたのもグッドポイント(レクサスも同様の手法を採用している)。

あとPHVモデルでちょっとユニークだったのは、充電中にパワースイッチをオンにすると、外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる「マイルームモード」なるものも設定されているそうで、もう1つの部屋のように車内で快適に過ごすことができるとか…

「マイルームモード」と呼ばれるほどですから、記載されている情報以上のものがあることを期待してしまいますが、この点は実車を見て判断したいところです。

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