まさかのパープル!フルモデルチェンジ版・(中)ホンダ新型ヴェゼルが2022年11月30日に発売予定!グレージュ内装でオシャレに…日本仕様と異なるポイントも
中国向けのボディカラーラインナップは中々に華やか
既に日本国内でも販売され、グレードに関係なく半年以上の長納期モデルとなっているホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)。
2022年8月末に2023年モデルとして”シレッ”と一部改良されましたが、今回はホンダと中国・広汽集団の合弁企業でお馴染みとなる広汽本田より、中国市場向けとなる新型ヴェゼルが2022年11月30日に発表・発売されることが明らかとなりました。
日本国内ではヴェゼルと呼ばれ、広汽本田でも「ヴェゼル(中国表記:缤智[ビンジ/Binzhi]」としてラインナップされますが、基本的な内外装デザインは変わらないものの、中国市場向け独自ともいえるボディカラーがラインナップされ、パワートレインも排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンのガソリンモデル一択のみにて展開される予定です(今のところハイブリッドの設定の予定は無し)。
これがメーカー公式で登場しようとは…ローズ/パープルカラーに設定された新型ヴェゼル
こちらが先行公開された広汽本田の新型ヴェゼル。
エクステリアは日本仕様同様で、ボディ同色(インテグレーテッド)グリルを採用し、ヘッドライト意匠も新型シビック(New Civic)/ステップワゴン(New Stepwgn)と同じリフレクター型LEDヘッドライトとハイビームLEDヘッドライト付きとなる三眼タイプ。
フェンダーやホイールの組合せ、そしてタイヤ銘柄も日本では見られない仕様に
グレードに関しては、2022年11月30日に詳細が明らかになると予想されますが、上の画像を拝見する限りだと、フロント・リヤフェンダーモールが無塗装ブラックなので日本仕様で言えばガソリンG/e:HEV Xといったエントリーグレードがベース?のようにも見えますが、足もとには上位グレードe:HEV Z/e:HEV PLaY専用の18インチアルミホイールが装着されていて、この点は日本仕様では見られない独特の組合せ。
そして18インチタイヤに関しても、日本であればミシュラン製プライマシー4を装着しますが、中国市場向けはコンチネンタル製ウルトラコンタクトUC6を装着しています。
新型ヴェゼルのサイドシルエットも見ていこう
サイドビューはこんな感じ。
こうして改めて見ると、新型ヴェゼルのサイドシルエットはファストバック+リフトアップした独特のクロスオーバースタイルで、しかし高くも低くも見えない絶妙な高さなのもユニーク。
ボディサイズは全長4,380mm×全幅1,790mm×全高1,590mm、ホイールベース2,610mmと、日本市場向け同様にワイド&ローを意識したサイズ感に。
そしてリヤドアハンドルは、ヴェゼルのアイコンにもなっているピラーマウント式を継承。
リヤビューは見慣れたデザインに
そしてこちらはリヤクォータービュー。
リヤテールランプは非直結式の一文字を採用しつつ、テールランプ意匠はクリアではなくレッド。
リヤロアバンパーは無塗装ブラックにシルバーのスキッドプレート、そしてマフラーは片側一本だしですが、個人的には日本市場向け同様にエキパイフィニッシャーをラインナップしてほしい所。
中国ではサイドアンダーミラーの設定無し?
そしてこちらは真正面から見た時の新型ヴェゼル。
日本仕様と大きく異なるポイントとしては、助手席側にサイドアンダーミラー(耳たぶミラー)が装備されておらず、更に左右でサイドミラーの角度が若干異なるため、スマートなヴェゼルの良さが引き出されているのはグッドポイント。
ちなみにこちらが日本仕様のヴェゼル。
助手席側サイドアンダーミラーの有無で見た目の印象も大きく変化します。
2ページ目:新型ヴェゼルの内装はe:HEV PLaYと同じグレージュで、パノラマガラスルーフ付き!気になるボディカラーはラインナップ?