【価格は296.2万円から】(2023年)一部改良版・マツダ新型MAZDA6のグレード別価格帯が判明!改めて「初代マツコネ継続」「2.5ターボ廃止」「6速MT廃止」と改悪のようにも思えるのだが…

2023年モデルのMAZDA6の改良・変更内容は思った以上に大胆

いよいよ2022年末頃に発表・発売予定となっている一部改良版・マツダ新型MAZDA6ですが、今回ようやくグレード別価格帯が判明しましたので、前回の一部改良の内容おさらいも含めてチェックしていきたいと思います。

今回の一部改良では、セダンとステーションワゴンのラインナップは変わらないものの、6速MTや排気量2.5L 直列4気筒ターボエンジンを搭載する2.5Tが廃止となるなど、その改良(改悪?)内容はかなり大胆。

あくまでも個人的な推測ですが、今回大幅なグレード見直しにより、いよいよMAZDA6も2023年以降からフルモデルチェンジする?といった淡い期待を持てる内容でもあったり…


(2023年)新型MAZDA6の改良・変更内容はこうなっている

まずは、一部改良版・新型MAZDA6の改良・変更内容をチェックしていきましょう。

【(2023年)一部改良版・新型MAZDA6の改良・変更内容一覧】

◇グレード廃止
・20S PROACITVE(6EC-AT)
・20S Black Tone Edition(6EC-AT)
・25T S Package(6EC-AT)
・25T Black Tone Edtion(6EC-AT)
・XD PROACTIVE(6MT)
・XD Black Tone Edition(6EC-AT/6MT)
・XD L Package(6MT)

◇グレード一部追加
・25S Sports Appearance
・XD Sports Appearance

◇特別仕様車追加
・20th Anniversary Edition

◇新色追加
・アーティザンレッドプレミアムメタリック(20th Anniversary Edition専用カラー)
・ロジウムホワイトプレミアムメタリック

◇ディーゼルモデルのエンジン出力強化

◇排気量2.5L 直列4気筒ターボエンジン25T廃止

◇6速MTモデル廃止

基本的な改良・変更内容は以上の通りですが、あくまでも上の変更内容は一部であり、オーナメントパネルやシートカラー、メーカーオプションなど、もう少し細々とした変更があるようです。

あとは上の項目には記載されていませんが、ラージ商品群でフラッグシップモデルのMAZDA6でも、残念ながらマツダコネクト(Mazda Connect)は新世代にアップデートされず、そのまま初代の8インチのまま。

なぜマツコネは初代のままなのかを考える

なぜ新型MAZDA6に新世代マツコネが採用されないのかは不明ですが、これはあくまでも私の予想で、ダッシュボードやインパネ周りの構造上、新世代を採用するとなると大幅な設計の見直しが必要となり、しかしその一方で新設計分のコストを回収できるほどに売れるとも考えにくいため、現実的なことを考えて現行MAZDA6のこれ以上の大幅な改良は見送ったと推測。

こういったところは、ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型ISや一部改良版・新型RCも同様で、内装の構造を大幅に変更するとなるとコストがかかりますし、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体不足による車の生産の目途が立たない、納期が全く短縮されないなどの複数の問題が重なることから、止む無く新世代DAの導入を見送ることも不思議ではないですからね…

ただ一部改良版・新型MAZDA6で新世代マツコネを期待していた方も少なくはないと思いますし、6速MTの廃止やグレードの大幅な見直しなどを考えると、2023年以降からMAZDA6はどうなっちゃうの?次期型は登場するの?しないの?と疑問に思うのも不思議ではないと思います。

2ページ目:新色アーティザンレッドプレミアムメタリックのオプション費用は?そしてグレード別価格帯は?