トヨタ/レクサスが遂にフェイクMTを搭載したプロトタイプモデルを世界初公開!ベースはUX300eで不自然にレブカウンターを搭載…唯一実現できなかったのは「ガソリンの匂い」だけ
まさか本当にピュアEVにフェイクMTが搭載されるとは…
以前、トヨタ/レクサスのピュアEVモデルに搭載される?と話題になったフェイクMT。
内燃機関を搭載しないモデルでありながらも、3ペダル(アクセル/ブレーキ/クラッチ)を搭載し、最低速度を下回った場合にエンストするという昔ながらものスポーツモデルをピュアEVでも実現できるという魅力的な特許技術を公開し話題となりましたが、遂にこの技術を搭載したモデルがレクサス公式から公開されました。
今回レクサスが公開したのは、ピュアEVに6速MTシフトやレブカウンターを搭載することで、マニュアルのシフトフィーリングがどこまで本物に近づけられているか?というもの。
実際に開発責任者が開発車両を使ってフェイクMTを操作する動画も公開していますが、アクセルを踏み込んだときのサウンドはまさしくエンジンモデルそのものですが、このサウンドももちろんフェイクサウンド。
フェイクMTを搭載したモデルはどのような内装なのか?早速チェックしていきましょう。
ベースとなっているモデルはピュアEVのレクサスUX300e
こちらが今回公開されたフェイクMT搭載の内装。
画像を拝見する限り、ステアリング中央にはレクサスの”L”マークエンブレム、運転席のメーターレイアウト、そしてエアコン操作関連などを見るとUX300eがベースになっているものと予想されますが、唯一異なるのは、ワイドナビゲーションディスプレイの隣に(不自然に)レブカウンターメーターが後付けで装着され、更にセンターコンソールにはミッションのシフトノブが搭載されているということ。
やはりこうしてみると、ピュアEVにMTが搭載されるというのは違和感しかないものの、世界の誰もが驚くような技術を日々開発していることを考えると、「トヨタってやっぱり凄いんだなぁ」と思ったり。
レッドラインが設けられていないレブカウンター
レブカウンターメーターを見ていくと、最高回転数は10,000rpmまで表示されていますが、あくまでもフェイクMTだからなのか、それとも開発段階だからなのかは不明ですが、レッドラインが設けられていません。
あとは5,000rpmまで回ったときのスピードは軽快ですし、運転席のメーターが「1速→2速→3速度…」ではなく、常に「Dレンジ」のままというのもユニーク。
そしてこちらがフェイクMTシフト。
シフトのヘッド部分はピアノブラックとアルミの削り出し?のようにも見え、1速~6速、R(リバース)は確認できませんが、おそらくは6速MTになるのではないかと推測。