フェラーリ458やシボレー新型コルベットC8、マセラティMC20に酷似したデザイン?中国Hozon Auto新型Nezha Eが発表前にリーク!中国は過去にもポルシェのデザインを丸パクリしていた件

見れば見る程に色んなデザインがミックスしているようにも…?

様々なピュアEVモデルが発表・発売されている中国市場ですが、今回は中国の新興自動車メーカーであるHozon Autoが発表予定としていた新型Nezha Eが、中華人民共和国工業情報化部(MIIT)より完全リークされました。

今回リークされたモデルは、2ドアスポーツクーペ風のスタイリングで、内燃機関系ではなく100%電気自動車。

Hozon Autoは、2022年初め頃にもNezha Sと呼ばれる5ドアセダンもラインナップしたことがありましたが、若者ウケしない古臭いエクステリアが酷評され、ほとんど注目されることはありませんでした。

今回の新型Nezha Eクーペは、そんな古臭さを無くし、近未来的でスポーティなエクステリアに仕上げられたとのことですが、一方で「既に市販化されている海外メーカーのデザインに酷似している」として話題になっています。


フェラーリ458イタリアやシボレー新型コルベットC8などからインスパイアされた顔つきに?

こちらが今回リークされたという新型Nezha Eクーペのエクステリアデザイン。

ボディスタイルは力強くも引き締まった2ドアクーペスタイルですが、確かにフロントマスクはフェラーリ458イタリア(Ferrari 458 Italia)やシボレー新型コルベットC8(Chevrolet New Corvette C8)からインスパイアされたようなミックスデザイン。

特にヘッドライト意匠は既視感があり、見る角度によってはケーニグセグ・レゲーラ(Koenigsegg Regera)っぽい雰囲気も。

ヘッドライト以外には、フェイクタイプのバンパーインテークや、フロントフードに設けられたベントもフェイク仕様、そして足元のマルチスポークアルミホイールや、レッドカラーにペイントされたブレーキキャリパーは非常にスポーティ。

ドアハンドルはポップアップ式と近未来的で、際立ったリヤショルダーラインを設けることでシームレスで滑らかなボディラインが印象的ですが、空力特性としてはどの程度まで向上しているのかは不明。

後ろ姿はピニンファリーナやマセラティMC20風?

こちらはリヤビュー。

LEDテールランプ意匠はピニンファリーナの要素を持ちつつ、マセラティMC20の水平基調テールランプも取り込んだような既視感がありますね。

こうして様々な角度からディテールを見ていくと、有名なスポーツカー/スーパーカーのデザインをいくつか盛り込んでいるようにも見えますが、Hozon Autoのデザイナーはどういったコンセプトでこのモデルを生み出したのか気になるところです。

ちなみにリヤバンパーのブラックトリムには、スリムなディフューザーの上にリフレクターにて囲まれたフェイクベントを装備。

そして気になるボディサイズですが、MIIT情報によれば全長4,712mm×全幅1,979mm×全高1,415mm、ホイールベース2,770mmと非常にワイド&ローで、第二世代のアウディA5クーペやBMW 4シリーズクーペに非常に近いサイズ感となっています。

2ページ目:新型Nezha Eクーペのオプションも中々に個性的?過去に中国はポルシェ・マカンを丸パクリしたモデルを発売したことも?