止まらぬ盗難被害…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンクロスオーバーやヴェルファイアのタイヤホイールが盗まれる。最近では最新スポーツカーの盗難・事故被害も

2022-12-16

一向に止むことのないクルマやタイヤホイールの盗難被害

定期的にニュース・メディアなどにて報道されている自動車の盗難やタイヤホイールの盗難被害。

以前、山口県岩国市にてアメリカ軍岩国基地の海兵隊員が、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)を盗むも、まともな運転ができなかったのか現場から離れたところですぐに事故 → そのまま車を乗り捨ててすぐに岩国基地へと逃走するというとんでもない事件が発生しました。

そして今回は、静岡県葵区にてトヨタの人気ラージサイズミニバンとなるヴェルファイア(Toyota VELLFIRE)や、2022年9月に発売されたばかりとなるフルモデルチェンジ版・新型クラウンクロスオーバー(New Crown CROSSOVER)のタイヤホイールが盗まれるという事件が発生しました。


まさか自分の車のタイヤホイールが盗まれるとは…

こちらが約1年前となる2021年12月、静岡県葵区の自宅近くにて盗難被害を受けたというトヨタ・ヴェルファイア。

上の画像を見ての通り、ヴェルファイアの足元にあるはずのタイヤアルミホイールが盗まれているのが確認できますね。

そしてタイヤホイールが盗まれたあとに決まっている置かれているのだが、サイドステップアンダーもしくは、ブレーキローター下に土台として置いている縁石のようなもの。

タイヤホイールの盗難被害が起きた現場では、必ずこういった縁石が置かれている傾向にあり、しかもかなり雑に置かれていることもあって、車両にキズが付いていることも。

おそらく犯人にとっては、車が盗めない代わりにタイヤホイールをキレイなままで盗み、車両の傷はどうでもイイという考えなのかもしれないのですが、盗まれた側からすると「驚きや悲しみ、呆れ」だけでなく「悔しさ」もあると思うんですね。

しかも今回盗難被害を受けた男性によれば、このヴェルファイアは長年家族でフル活用してきた愛車でもあるそうで、ある日子どもを病院に連れて行こうとしたら、愛車のタイヤホイールがそのまま盗まれていたとのことで、「タイヤがすべて取られ、車はタイヤがない状態で宙に浮いているような感じになっていた」とコメントしています。

事件発生から1年後にようやく犯人逮捕

ちなみにこのタイヤホイールを盗んだ犯人ですが、実は現場からかなり近いところにある、静岡市葵区瀬名に住む会社員の中川裕哉(23) 容疑者であることが発覚しており、事件発生からおよそ1年後となる2022年12月14日に逮捕されたそうです。

警察の職務質問に対し、男は車の中で見つかった工具について「タイヤを盗むために持っていた」と話し、2021年12月にタイヤ4本を盗んだ容疑について認めているとのことですが、おそらく盗んだ目的も転売することが目的だと思われますし、事件自体は1年ほど前になりますから、既に売ったあとだと云われていて、他にも余罪がないか捜査中とのことです。

2ページ目:納車されたばかりとなる新型クラウンクロスオーバーのタイヤホイールも盗まれた?!