スズキが新型ジムニーEVを2024年度に投入すると発表!新型ハスラーEVも日本に導入される予定だが、そろそろ電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドも導入してほしい
スズキが2030年度に向けた電動化計画を発表!
2023年1月26日、スズキは2030年度に向けた電動化計画を発表し、各市場に導入する新世代EVモデルの一部情報を公開しました。
スズキといえば、2023年1月にインド・デリー郊外にて開催されたAuto Expo 2023にて、ピュアEVクロスオーバーのeVXを発表したばかりで、更にサプライズとして新型ジムニー5ドア(Suzuki New Jimny 5 Door)やフロンクス(New Fronx)を発表したばかり。
これら以外にも、自動車やオートバイ/ATV、および船舶部門のすべてに2兆円(150億ドル)を投資することを明らかにしていますが、まずは各市場に導入される予定の新世代モデルについてチェックしていきましょう。
スズキはこれまで得てきた技術や方向性を武器にピュアEVのラインナップ拡大を加速させていく
スズキはこれまで、インド市場や日本市場、欧州市場に力を入れてきましたが、今後は将来有望と云われるアフリカにも力を入れていくと説明。
各市場には、商品・技術開発の方向性として以下のファクターにも力を入れていく予定です。
◇多目的
◇経済性
◇唯一無二
◇かわいい
◇道具感
◇アウトドア
◇コンパクト
◇走り
欧州編:2030年度までの製品計画
ここからは、各市場に導入される予定のバッテリーEVラインナップとパワートレイン比率をチェックしていきましょう。
まずは欧州市場向けの2030年度までの製品計画についてですが、2024年度に5車種のバッテリーEVを投入することを明らかにしています。
なお欧州では、2035年までにICE搭載車を事実上販売禁止する予定で、各自動車メーカーはEVモデルの開発を加速させていますが、スズキもHEVを20%、BEVを80%と一気に加速させていくことになりそうです。
一番の目玉は新型ジムニーEV?
その中でも一番注目したいのが右上のシルエットかと思いますが、モダンな雰囲気のLEDヘッドライトやLEDグラフィックの5スロットグリルが設けられていることから、新型ジムニーEVであることは確実かと思います。
具体的な情報はないものの、ジムニー本来のオフロードに特化した走りを維持するため、ラダーフレームを用いたプラットフォームを採用しつつ、内外装ともにリフレッシュする可能性が高そうです。
2023年1月に発表されたばかりの新型フロンクスの姿も?
ジムニーEVの隣には、2023年1月に発表されたばかりとなる新型フロンクス(New Fronx)の姿も確認できますね。
おそらくはマイルドハイブリッドのシステムを搭載するグレードのことを指すのだと思いますが、こうしたシルエットの数を見ると「ようやくスズキもEVに注力するようになったのか…」と思う一方で、そろそろ電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドの採用にも力を入れてほしいところ。
この他にも、下の2台はピュアEVもしくはハイブリッドモデルのSUVだと思いますが、その内の1台はeVX、そして左上はイグニス(Ignis)よりもコンパクトなEVシティカーだと予想されます。