(2024年)マツダ新型CX-90が2023年1月31日に世界初公開!ラグジュアリー&マツダ史上パワフルな直6ターボ搭載で340馬力を発揮!海外では「他のCXと見分けがつかない」と批判も

既に海外では「マツダのCXシリーズはどれも顔が同じでつまらない」といったコメントが多数

2023年1月31日(日本時間では2023年2月1日の午前1時)、アメリカにてマツダのフラッグシップ&3列シートSUVモデルとなる新型CX-90が世界初公開されました。

マツダの新世代CXシリーズ&ラージ商品群としては最上位グレードとなるCX-90ですが、残念ながら日本市場や中国、欧州市場での市販化の予定はなく、あくまでもアメリカ市場に限定したミドルサイズとフルサイズの中間的なSUVとなります。

シートレイアウトやパワートレインなどを考慮すると、競合モデルにはトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)やレクサス新型LX600、ホンダ新型パイロット(Honda New Pilot)などが対象になると予想されます。

早速、新型CX-90の内外装デザインやパワートレインなどをチェックしていきましょう。


見た目はCX-60に似ているが、細部を見ていくとCX-90専用の装備も

こちらが今回発表された新型CX-90のエクステリア。

フロントマスクは新世代CXシリーズ&ラージ商品群ならではともいえるワイド感のあるフロントグリルとメッキ加飾のシグネチャーウィングを採用し、L字型LEDデイライトと単眼LEDヘッドライトを搭載。

パッと見た感じはCX-60との違いがかなり分かりづらい印象ですが、CX-60と並べたときのワイド感やフロントエアインテーク周りのデザインなど、細部に渡っての違いは明確になるものと推測。

とはいえ、既にアメリカの大手掲示板サイトRedditでは、「マツダのラインナップモデルは相変わらず違いが分からない」「CX-60との違いは何?」「本当にこのまま市販化するのか?」などのコメントも。

ボディカラーはラージ商品群専用のアーティザンレッドプレミアムメタリック

こちらはフロントクォータービュー。

この角度からだとフロントマスクはCX-60とほぼ同じようにも見えますね。

ちなみにボディカラーは、ラージ商品群専用となるアーティザンレッドプレミアムメタリックに塗装され、ソウルレッドとは異なりワインレッドに近い色合いで非常に渋め。

ちなみにマツダUSAの公式プレスリリースには、新型CX-90のボディサイズの記載は無く、しかし3列シートレイアウトのみのラインナップということであれば、ミドルサイズSUV以上の大柄なサイズ感であることは確か。

そしてサイドから見たときのFRベースのプラットフォームも影響してなのか、フロント・リヤオーバーハングのバランスが微妙?な感じに思えたり、トップルーフからリヤハッチにかけて少し下っていくようなラインを見ていくと、2列目・3列目の足元のスペースに加えてヘッドクリアランスに余裕があるのか気になる所です。

リヤテールランプもCX-60に酷似していますが、水平基調のLEDテールランプは中央に少し延びている感じでしょうか。

フロントのシグネチャーウィングやフロントリップ、サイドスカート、ウィンドウモールにはメッキもしくはメッキ調?加飾のアクセントが追加され、ルーフレールはシルバータイプ、そしてトップルーフにはパノラマルーフが搭載されていますが、チルト&スライドが可能かは不明。

スポーティさとハンドリング性能に特化した3列SUVは極めて珍しい

足もとには、V字スポークの21インチアルミホイール(グロスブラック+ダイヤモンドカット)とファルケンタイヤを装着。

そして足回りには、NDロードスターにも採用されている姿勢制御技術のキネティックポスチャーコントロール(KPC)を採用しているため、ラグジュアリーな乗り心地を提供しつつも、ハンドリング性能にも特化した3列SUVというのは他に聞いたことが無く、走りの技術に力を入れているマツダだからこそできるお家芸なのかもしれません。

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