日産/インフィニティがフルサイズSUV「QX80モノグラフ・コンセプト」を公開。レクサス「LX」に対抗?

2020-05-26

日産/インフィニティが、来週より開始予定となっているアメリカ・ニューヨークモーターショー2017において、出展予定のフルサイズSUV「QX80モノグラフ・コンセプト」を公開。

この個体は、フルサイズの高級SUVセグメントにおけるさらなる地位確立を目指すインフィニティ・ブランドの意向を伝えるものであるとのことで、ランドローバー「レンジローバー」やレクサス「LX」、ポルシェ「カイエン」、アウディ「Q7(8?)」といったフルサイズSUVへの対向車として登場する可能性が高そうですね。


今回公開された「QX80モノグラフ・コンセプト」の画像を確認してみると、巨大なシングルフレームグリルとちょっとアウディに寄せたようなヘッドライト(やはりライトは細目)、全体の車体形状がレクサス「LX」のような重厚感あるデザインとなっており、まさしく各社の良いとこ取りをしたような仕上がりになっています。

ちなみに、予想されるパワートレインは排気量5.6L V型8気筒エンジンを登載し、最高出力400psを発揮するのではないか、とのこと。

インフィニティのCEOであるRoland Krueger氏は「QX80モノグラフは、私たちの贅沢とスタイルのコンセプトを示しており、高級SUVセグメントで将来のインフィニティ製品をどのように強化できるかを探るものでもある」と説明しており、あくまでもこの個体はコンセプトモデルであって、本当に市販化されるかまで不明。

今後、「後発モデル」として、いかにユーザーが必要とするフルサイズSUVを開発できるかを重要視しようている風にも感じられ、インフィニティの起死回生となる一台にもなりそうですね。