24歳の若者がオンラインくじに見事当選し「約1ドル」でランボルギーニ・ウラカンをゲット&納車→僅か1週間でクラッシュ・事故でフロントを大破→若者「俺が事故したんじゃない!」

SNSでは「天国から地獄に堕ちた哀れなオーナー」と云われているようだが

フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンといったスーパーカーが納車されて僅か数日後、もしくは僅か数週間でクラッシュし大破するといった話はよく聞きますが、今回はかなり特殊な形で納車されたランボルギーニ・ウラカン(Lamborghini Huracan)が、僅か数週間でクラッシュするという事故が発生しました。

2023年2月初旬、イギリスにて開催されたオンラインラッフル(くじ引き)イベントにおいて、僅か99ペンス(1.2ドルぐらい≒日本円に換算して約163円)にてランボルギーニ・ウラカンを購入できる権利を獲得した男性がいます。

その男性というのが、イギリス在住のGrant Burnett氏(24歳)で、当選したモデルは初期型のLP610-4、ボディカラーはオールブラックに固定式リヤウィングを装着したカスタムモデルとなります。


当選者はずっとランボルギーニに憧れを抱いていた

こちらが実際にオンラインラッフルイベントにて獲得したランボルギーニ・ウラカンと、当選者のGrant Burnett氏。

実はこのイベントでは、くじ引きで当選した人物に限り、ランボルギーニ・ウラカンと現金119,000ドル(日本円に換算して約1,600万円)の何れかから選択することが可能でしたが、当選者はずっとスーパーカーに憧れを抱いていたということで、迷わずにウラカンを選択したそうです。

固定式リヤウィング以外は特に大きなカスタムは施されておらず、足もとの20インチ鍛造アルミホイール+グロスブラック塗装仕上げも純正ですし、レッドのブレーキキャリパー×カーボンセラミックブレーキももちろん純正。

2014年にウラカンが発表されてもうすぐ9年が経過するわけですが、2023年になっても全く色あせることの無いスーパーカーですし、当選者も相当に嬉しかったのではないかと思います。

まさか1コインで憧れのランボルギーニが納車されるとは…

その後の維持費などについては具体的な情報は無いものの、所有権はそのまま当選者に渡るため、納車後に乗り続けるか売却するかはオーナーである当選者の気持ち次第ということに。

納車されて僅か3週間後、オーナーに悪夢が

彼に納車されてから3週間後となる2023年2月下旬頃、SNSサイトFacebookにて、当選者のその後の情報が投稿されたわけですが、何とウラカンで運転中に事故し、フロントが大破してしまったとのこと。

事故の原因は「複数の牛が襲い掛かってきた(?)」

こちらが事故した直後の1枚。

オーナーの主張によると、クラッシュしたのは自分自身の運転によるものではなく、走行中に「何頭かの牛」が後方から襲ってきて、そのままスピンせざるを得ない状況になったとのこと。

画像を拝見する限りだと、リヤ周りは特にこれといった損傷は見られず、フロントエンドからボンネット周りの損傷が酷いように見られますが、何かに衝突したというよりかは、確かに正面もしくはサイドから何かが突っ込んできたかのようにも見えますね(ボンネット奥の引き裂かれ具合は強烈)。

ただ、ウラカンにはドライブレコーダーが搭載されていなかったとして、当時の事故の瞬間を捉えた映像も無く、周りの目撃情報も無いために真偽は不明。

SNSでは、ドライバーの心配よりもドライバーを批判する声が多数

今回の事故について、SNSでは「自分の運転技術は一切否定せず、全て牛のせいにするドライバーはランボルギーニに乗る資格は無い」「損傷具合からみて、ドライバーはかなり飛ばしてたんだと思う。どうせ自分で操作を誤ってスピンしたんだろう」などの批判の声が多数で、ドライバーの体の心配をするコメントは無し。

事故後、このウラカンが修理に出されるのか、そのまま廃車となるのか、それともサルベージオークションにて出品されるのかは不明ですが、もともとワンコインで納車されたことを考えたら、オーナーはおそらくダメージはほとんど受けないと思われ、売却ともなればプラスになって返って来るわけですから、それも含めてSNSでは妬み・嫉み含めて叩かれているのかもしれませんね。

2ページ目:爽やかな特殊カラーにダイナミックな社外ホイールを装着したランボルギーニ・アヴェンタドールSVが登場!