ミニバンも燃費良いぞ!フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンe:HEVの高速道路での実燃費は?16インチスタッドレスと17インチサマータイヤ装着時の違いも見ていこう

16インチスタッドレスタイヤと17インチサマータイヤで大きな燃費差が出るかと思いきや…?

2022年6月に私に納車されて9か月以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMEIUM LINE)[2WD]。

前回のブログにて、不具合のあったパーツ交換に加え、新型ヴェゼル(New Vezel)にて履かせていた16インチスタッドレスタイヤから、SPADA PREMIUM LINE専用となる純正17インチサマータイヤに交換しました。

今回は、17インチサマータイヤでの高速道路+下道での実燃費に加え、サマータイヤ交換前に16インチスタッドレスタイヤでの高速道路+下道での実燃費もチェックしていますので、それぞれでどれだけの違い(燃費差)があるのか比較していきたいと思います。


スタッドレスタイヤとサマータイヤのタイヤ銘柄や仕様を見ていこう

16インチスタッドレスタイヤと17インチサマータイヤを装着した場合の新型ステップワゴンの実燃費をチェックする前に、改めてそれぞれに履かせているタイヤの仕様と走行条件を見ていきましょう。

まずスタッドレスタイヤですが、履かせているタイヤは以前所有していた新型ヴェゼル用の16インチスタッドレスタイヤで、タイヤ銘柄はグッドイヤー製アイスナビ8(GOODYEAR ICE NAVI 8)。

タイヤサイズは215/65R16インチと、実は純正17インチタイヤよりもタイヤ幅が太く、タイヤ外径も大きくなっています(16インチの方はタイヤ外径737mm)。

一方で純正17インチサマータイヤについては、タイヤ銘柄がブリヂストン製トゥランザER33(BRIDGESTONE TURANZA)で、タイヤサイズは205/55R17インチとなっています(タイヤ外径は657mm)。

タイヤの仕様については以上の通りで、続いて条件についてですが、それぞれのタイヤを履かせての走行時の天候は「曇り」、路面のコンディションはどちらも「ドライ」、高速道路では基本的に法定速度ギリギリに設定してのアダプティブクルーズコントロール[ACC]走行、乗員数はドライバー含めて1~3名、外気温は少し高めだったのでエアコンは使用せず、外気循環のみの設定となります。

あとこれも参考までになりますが、新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD]のカタログ燃費は以下の通り。

◇WLTCモード平均燃費:19.5km/L

◇WLTC市街地モード燃費:19.3km/L

◇WLTC郊外モード燃費:20.7km/L

◇WLTC高速道路モード燃費:18.9km/L

16インチスタッドレスタイヤを装着しての実燃費は?

まずは、16インチスタッドレスタイヤを装着しての、高速道路+下道を走行した場合の実燃費を見ていきましょう。

上の画像は、ホンダオーナーズアプリHonda Total Careの「ドライブノート」より抽出したものです。

[往路]・・・下道 約10km、高速道路 約64km(目的地着)、乗員1人
・走行時間:83分
・走行距離:74.1km
・平均燃費:19.6km/L
・ガソリン消費量:3.8L


[復路①]・・・下道 約5km、高速道路 約8km(SA着)、乗員3名
・走行時間:26分
・走行距離:13.0km
・平均燃費:17.2km/L
・ガソリン消費量:0.8L

[復路②]・・・高速道路 約60km、下道 約9km(目的地着)、乗員3名
・走行時間:82分
・走行距離:69.5km
・平均燃費:18.0km/L
・ガソリン消費量:3.9L


[往復路]
・走行時間:191分
・走行距離:156.6km
・平均燃費:18.4km/L
・ガソリン消費量:8.5L

以上が、16インチスタッドレスタイヤを履かせた場合の、高速道路+下道の往復156.6km走らせての実燃費となります。

さすがにカタログ値までの燃費性能をたたき出すことは出来ませんでしたが、周りの流れに合わせつつ、終始リラックスした形でクルージングさせての18.4km/Lという実燃費は中々に優秀だと思いますし、完全な雪解け&スタッドレスタイヤでもここまでの燃費をたたき出せるのは流石e:HEVモデルだと思います。

2ページ目:17インチサマータイヤを履かせての実燃費は向上した?それとも…?