(2024年)中国製ホンダ新型オデッセイの気になるポイント!新型ステップワゴンに搭載されている”アレ”が設定されない?価格帯も500万円超えは確実か

今回の中国製オデッセイは色々と気になる部分が多い

2023年4月7日に突如としてティーザーサイトが公開された、ホンダの一部改良版・新型オデッセイ(Honda New Odyssey)。

2023年秋頃に先行予約受注がスタートし、同年冬頃に発売予定となっています。

2021年にホンダ狭山工場の閉鎖に伴い、国産オデッセイの生産・販売が終了して1年半近くが経過していますが、今回、中国製オデッセイとして復活・日本へと輸入されることになるものの、やはり気になるのは内外装デザインや装備内容、そして製造品質。

特に内外装デザインに関しては、2021年末に販売終了したオデッセイから大きく変化したポイントが少なく、装備面においても「新型ステップワゴンよりも劣っている部分があるのでは?」と感じるところがあるため、今回はそういった気になるポイントをメインにチェックしていきたいと思います。


アダプティブドライビングビームが搭載されない可能性が高い?

まずオデッセイの公式画像を見て真っ先に思ったのがヘッドライト意匠。

画像を見てもお分かりの通り、今回日本にて販売されるオデッセイのヘッドライト意匠は、2021年末に販売・生産終了したオデッセイと全く同じリフレクター(反射)式のLEDヘッドライトとL字型LEDデイタイムランニングライトであることが確認できます。

このことから、新型オデッセイではアダプティブドライビングビームが設定されない可能性が高く、メーカーオプションとして設定されるかも疑問。

アダプティブドライビングビームって何?

ちなみにアダプティブドライビングビームとは、夜間など暗い道をロービームで走行中、システムが前方の状況を検知し、街灯などがなくて暗い場合、見やすいように自動でハイビームに切り替える機能のこと。

先行車や対向車を検知すると、照射範囲を自動でコントロールし相手車両に眩しさを与えることなく良好な視界を確保するもので、トヨタでいえばアダプティブハイビームシステム[AHS]に相当する機能です。

ミドルサイズミニバンのステップワゴンでも設定されている機能

ちなみにこの機能、ミドルサイズミニバンのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe:HEVスパーダプレミアムライン(New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)や、新型シビックEX(New Civic, FL1)/シビックe:HEV(FL4)、そして新型ZR-Vの上位グレードZに搭載されている機能。

現時点ではまだ確定的な情報ではないにしても、先行にて公開されているティーザーサイトでは、Honda SENSINGにオートハイビーム[AHB]の記載しかないこと、最上級グレードとなるe:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITIONの主要装備一覧(以下参照)にアダプティブドライビングビームの記載が無いことを考えると「フラッグシップミニバンなのにヒエラルキーが逆転するってどうなの?」と疑問に思うかもしれません。

[BLACK EDITION専用装備]

◇専用エクステリア

◇専用インテリア


[新装備]

◇2列目両側アームレスト付4ウェイパワーシート(リクライニング/オットマン)

◇2列目シートセンターテーブル(折りたたみ式、ドリンクホルダー付)

◇2列目シートヒーター

◇ワイヤレス充電器

◇USBチャージャー(Type-A/急速充電対応タイプ2個付)<センターコンソールボックス後部>

◇USBチャージャー(Type-C/急速充電対応タイプ2個付)<2列目シート>

◇自動防眩ルームミラー

◇エレクトリックギアセレクター

◇減速セレクター 等


[その他の装備]

◇本革シート&インテリア

◇ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約ロック付)

◇LEDシーケンシャルターンシグナルランプ

◇運転席8way式&助手席4way式電動パワーシート

◇運転席&助手席シートヒーター

◇トリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー

◇マルチビューカメラシステム

◇運転席大型アームレスト

◇センターコンソールボックス 等

2ページ目:内外装デザインで変化したポイントはどこ?