(2024年)中国製ホンダ新型オデッセイの気になるポイント!新型ステップワゴンに搭載されている”アレ”が設定されない?価格帯も500万円超えは確実か

ブラックアクセント以外の変化はほとんど無し

続いて、ホンダ・オデッセイのエクステリアデザインを見ていきましょう。

上の画像は、2021年末に生産・販売終了する前のオデッセイe:HEV ABSOLUTE EXになりますが、水平基調&メッキ調加飾のフロントグリルパターンやフロントリップ、そしてヘッドライトを縁取るシグネチャーウィング以外の変化がほとんど無いということ。

こちらが今回、一部改良版という形で復活を遂げる中国製・新型オデッセイe:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION。

現時点では、BLACK EDITIONの一択のみでの販売となるかは不明ながらも、ブラックアクセント以外の変化は基本的に同じであることから、おそらくホンダもデザインを大幅に変更するだけの開発コストを投じることは難しかった?のかもしれず、一方で国内ユーザーからの「再販の要望」に応えるべく、敢えて一部改良という案に留また可能性も。

っというのも、2023年~2024年のホンダの製品ロードマップには、フルモデルチェンジ版・新型N-BOXや新型アコード(New ACCORD)、インド製AセグメントSUVモデル(車名はエレベイト?それともWR-V?)などがラインナップ予定のため、これらの最新モデルに開発を注力しているのかもしれません。


リヤエンドはガーニッシュやテールレンズの変更以外は特に無し?

そしてこちらは、2021年モデルのリヤビュー。

リヤテールゲートにはメッキ調加飾の一文字ガーニッシュ、そしてリヤロアバンパーの両サイドにもガーニッシュ付。

テールランプレンズはクリアタイプではなくシンプルなレッドですが、U字意匠でリヤウィンカーも流れるタイプの水平基調に仕上げられています。

そしてこちらが、今回の新型オデッセイ。

メッキ調加飾部分はベルリナブラック?加飾に変更され、リヤテールレンズもスモークに変更されてダークな印象に。

とはいえ、基本的なテールゲートやテールランプ意匠は変わらないため(プレスラインも全く同じ)、この辺りも2021年モデルから引き継がれている印象で、目新しさが感じられないのはちょっと残念に思うところでしょうか(イメージ的には「特別仕様車として復活!」みたいな感じ)。

こちらは別の角度からみた新型オデッセイのリヤデザイン。

よ~く見てみると、”ODYSSEY”や”ABUSOLUTE”のネームバッジはダーククローム風に変更され、リヤロアバンパーの一部も確認できますがブラックアクセントに変更されているようですね。

インテリアも大胆な変更は無し?

最後にインテリアも見ていきましょう。

こちらは2021年モデルのオデッセイのインテリアですが、直立タイプのナビゲーションディスプレイや7インチ液晶ディスプレイ+アナログオプティトロンのハイブリッドメーター、静電タッチ式のエアコン操作系、センターシフトノブを装備。

そしてこちらが、新型オデッセイのインテリア。

大きく変化しているのは、11.4インチのHonda CONNECTディスプレイや物理スイッチ式のe:HEV専用ギアセレクターぐらいで、それ以外のエアコン関係やステアリングホイール、そしてメーターデザインやインパネ系は変化していないように見えますね。

ただその一方で、2列目キャプテンシートはオットマン付きの電動パワーシートに大幅アップデートされるため、上品さやラグジュアリーさを追求したことで、この部分での価格アップは顕著に表れるのではないかと予想されます。

ちなみにこちらが2021年モデルのオデッセイの2列目キャプテンシート。

新型オデッセイの価格は500万円以上の可能性も

2021年モデルのオデッセイe:HEVは、e:HEV ABUSOLUTE(3列8人乗り)が4,198,000円(税込み)で、e:HEV ABUSOLUTE・EX(3列8人乗り)が4,286,000円(税込み)、そしてe:HEV ABUSOLUTE・EX(3列7人乗り)が4,580,000円(税込み)となるため、おそらく今回の新型ではブラックアクセントの追加や2列目のアップデート、そして中国からの輸入などの関係で500万円以上になる可能性が高そうです。

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