フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて4か月が経過!プロパイロットの警告から詳細設定まで「かゆい所に手が届く車」だった件

早いもので、私の新型エクストレイルe-POWER(T33)も納車されて4か月が経過するのか…

2022年12月に私に納車されて4か月が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。

まだまだ街中で見かける頻度も少なく、バックオーダーを多く抱えながら納車もそこまで進んでいない?ようにも見受けられますが、2023年4月10日よりようやく受注再開予定ですが、その一方で材料費や物流コスト、そして電気代の高騰などの影響で車両本体価格が大幅に値上げされるので、購入を検討するのも中々に難しくなりそうなところ。

そんな何かと話題になっている新型エクストレイル(T33)ですが、今回は私に納車されて4か月経過しての雑感をまとめていきたいと思います。


プロパイロットのステアリング保持警告は派手めでわかりやすい

まずは、新型エクストレイル(T33)の予防安全装備&ドライビングサポートのプロパイロット(ProPilot)について。

以前、SNSなどにて「プロパイロットのせい」と何かと話題になりましたが、実際に活用している身からすると、しっかりとステアリングを握って操作していれば機能性としてはかなり優秀だと考えていて、ただし車線逸脱防止支援システム(インテリジェントLI)は、ホンダやトヨタ/レクサス以上にシビアなので、自身が意図しないところでステアリングの反力を感じると若干のストレスを感じるところではあります(常に肩に力を入れて運転しているイメージ)。

それだけ走行車線の中央を走るためにシビアな設定にしているのだと思いますが、一方でハンドルを離したときの警告アピールも派手めで、ドライバーにすぐに認知させてくれるところもグッド。

すぐにステアリングを握れるようスタンバイし、軽く離してみると3秒~4秒ほどで上のように警告画面が表示されます(右下にもアイコンが表示されますし、右側のメーター内にもインテリジェントLIが赤く反応)。

このあたりは12.3インチフル液晶メーターを上手く活用しているところだと思いますし、液晶メーターを上手く活かしきれていないトヨタは見習ってほしいところ。

もちろん、ヘッドアップディスプレイにも警告アニメーションが表示されるので、ドライバーにしっかりと危険であることを促していることは間違いないですが、警告音自体はすぐに鳴らないので、改めてステアリングをしっかりと握って運転することの重要性を教えてくれているように感じられます。

ラバーマット&斜め置きの置くだけ充電の効果は十分

続いて置くだけ充電の効果についてですが、下側がラバーマットで少し斜め置きになっているため、ワインディングなどを走行中でもスマホが動くようなことはほとんどありません。

そのため、ワイヤレスでの充電も安定していますし、約1時間半で55%ほど充電できるのは魅力的だと思います(その分スマホ表面は有線充電同様に温かくなります)。

私のスマホは透明のカバーが装着されていますが、カバーを装着していてもワイヤレス充電は可能ではあるものの、どうやらカバーの種類・材質、厚みによっては充電できないものもあるようです。

新型エクストレイルe-POWER(T33)の燃費は思った以上に良い

続いて新型エクストレイル(T33)の燃費ですが、私の個体はGグレード[2WD]なので、四輪駆動[e-4ORCE]に比べると重量も軽めで燃費は良い方だと思いますが、高速メインで活用しての区間実燃費は上の通り。

上りメインの高速だと17km/L~19km/Lぐらいですが、下りメインだと26km/L~29km/Lぐらいなので、カタログ値以上の燃費をたたき出すのは魅力的。

走り方次第では無給油900kmも行けそう?

あとは満タン給油したあとの燃費計測ですが、上の画像の通り458.3km走らせての給油後平均燃費は19.2km/Lとかなり優秀で、航続可能距離も残り487kmですから、走り方次第では無給油で900km走行も可能ということに。

今後利用頻度も多くなりますし、遠出移動や家族旅行などで高速道路での移動も多くなりますから、どれだけ燃費が変化するのかチェックしていきたいところです。

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