ちょっと早過ぎじゃない?ホンダ新型ZR-Vが早くも大手中古車サイトにて販売中!標準グレードは既に納期1.5年以上…1つの販売店から2台の出品のようだが

発売からわずか5日で新型ZR-Vの中古車が出回っているようだ

2023年4月21日に発売され、ようやくユーザー向けにも続々と納車されているホンダ新型ZR-V。

ゴールデンウィーク前後で更に納車報告が増えることが予想されますが、早くもこのモデルが大手中古車サイトにて販売されていることが明らかとなりました。

今回、中古車サイト・価格ドットコムにて掲載されているのは、ガソリンX[2WD]とハイブリッドe:HEV Z[2WD]の2種類。

いずれもプラチナホワイトパールに塗装された定番カラーの個体となりますが、どのような仕様なのか?新車価格との違いはどれぐらいなのかチェックしていきましょう。


新型ZR-VガソリンX[2WD]の中古車両を見ていこう

まず1台目が、エントリーグレード・ガソリンX[2WD]×プラチナホワイトパールの個体となりますが、よ~く見てみると販売元は正規ホンダディーラーなんですね。

販売元は、京都府向日市を拠点とするホンダカーズ乙訓・向日店(株)乙訓ホンダ店さんですが、年式が2023年で、車検有無は2026年、そして走行距離が「3km」との記載であることから、おそらく見込み発注か在庫車両という形での販売になりそう(中古車というよりも新古車での販売?)。

ZR-Vは2023年4月21日時点から、標準グレードとなるガソリンX/ガソリンZ/e:HEV X/e:HEV Zの全グレードが受注一旦停止中で、その代わりとして全グレードに長納期の対象となっているブラインドスポットインフォメーション[BSI]と後退出庫サポートを外した「レスグレード」のみがラインナップされています。

今回販売されているのは、BSIと後退出庫サポートの両方が標準装備されている標準グレードですし、メーカーオプション扱いとなっているマルチビューカメラも設定。

Xグレードの場合、フロントロアバンパーやフロント・リヤフェンダーモール、リヤロアバンパーが無塗装ブラックの樹脂パーツに統一されているので、都会派SUVというよりもアウトドア志向のSUVで、プラチナホワイトパールとのメリハリもしっかりしていてグッドなデザイン。

インテリアは、シンプルなブラックのファブリック×プライムスムースのコンビシート

内装は非常にシンプルなファブリック×プライムスムース(合成皮革)のコンビシートとなり、シートカラーはブラックの一択しか選択できない仕様に。

そしてこちらは、メーカーオプション扱いとなるHonda CONNECT9インチディスプレイオーディオとマルチビューカメラ。

個人的に気になっていたラゲッジスペースとリヤシートを前方に倒したときのスペースですが、フルフラットで車中泊や長尺物の荷物を積載するには便利。

中古販売価格は328万円(税込み)、新車販売価格との差額は?

そしてこのモデルの気になる価格帯ですが、価格ドットコムでは328万円(税込み)での販売で、諸費用などを含めた総支払額は不明。

一方で新車販売価格が2,932,600円(税込み)となるため、約35万円ほどの差はあるものの、おそらくメーカーオプションやディーラーオプション、諸費用分などを含めると新車総額は約330万円~約340万円になることが予想されるため、(諸費用含めた総支払額にもよりますが…)新車総額よりも安価で早期納車も期待できる一台になりそう。

ホンダディーラーでの販売となるため、さすがに常軌を逸した金額での販売は難しいと思いますが、それであれば本当に欲しいと思うユーザーに向けて枠を与えて欲しかったと考える方もいらっしゃるかもしれませんね。

2ページ目:上位グレードe:HEV Z[2WD]の中古価格と新車価格との差額はどれぐらい?