遂に来た!ランボルギーニのワンオフモデル・新型オーテンティカの開発車両が初スパイショット!更にフェラーリ新型SF90 LMが完全リーク

ランボルギーニ最後のV12 NAワンオフモデルの実車が遂に登場!

ランボルギーニは2023年2月、最後のフラッグシップV12 NAノンハイブリッドモデルのアヴェンタドール(Lamborghini Aventador)をベースにした、ワンオフモデルの新型インヴェンシブル(New Invencible)と新型オーテンティカ(New Autentica)をサプライズ発表しました。

クーペタイプがインヴェンシブルで、オープントップのロードスタータイプがオーテンティカとなりますが、それぞれのモデルの意味合いはスペイン語で「無敵」、イタリア語で「本物」となっています。

現時点で、これらのワンオフモデルがどのオーナーに納車されるかは明らかになっていないものの、ランボルギーニ工場近くにてオープンモデルのオーテンティカと思われる開発車両が初めてスパイショットされました。


その姿は車というよりも戦闘機のようなエクストリームさ

こちらが今回、イタリア・サンタガタのランボルギーニ工場付近にて初めてスパイショットされた新型オーテンティカの開発車両。
※Instagram ID:@lamborghinispecsより引用

ボディカラーは、プレスリリースにて発表された通りのシルバーチック(Grigio Titans)な色合いで、細部のあらゆるところにキズや飛び石を防ぐための保護テープが貼付されています。

なおディテールアクセントとして、イエロー系のGiallo Augeがペイントされますが、内装はブラック系のNero Adeレザーと、Nero Cosmus/Grigio Octansのアルカンターラコンビシートが設定されます。

今回この開発車両がスパイショットされたのは、おそらくは製品出荷前の最後のテスト走行だと思われ、簡易的なシステムチェックを実施するために工場から出てきた可能性が高いとのこと。

ワンオフモデルといえども、ベースとなるプラットフォームはアヴェンタドールと同じで、パワートレインも排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジン(最高出力780ps/最大トルク720Nm)を搭載しますから、根本的な設計を変更せずに専用エクステリアを採用することがメインとなっています。

ただ、それでも空力特性や衝突安全性などを評価する必要もあるため、必要最小限のテスト車両にて実施する必要がありますし、何よりもワンオフモデルで世界に一台しか製造されないわけですから、その開発費用を回収するためにも車両本体価格はとんでもないものになることは容易に想像できるかと思います。

新型オーテンティカは、これまでのランボルギーニV12モデルの集大成

ちなみにこちらが、新型オーテンティカの公式画像。

ランボルギーニがこれまでラインナップしてきた、ヴェネーノ(Veneno)やレヴェントン(Reventon)、そしてシアン(New Sian)といった様々な限定モデルをミックスしたような、ランボルギーニV12モデルの集大成ともいうべきデザインテイスト。

あとはケーニグセグ・ジェスコアブソリュート(Koenigsegg Jesko Abusoluto)のようなリヤサイドウィングも特徴的で、リヤカウルの上にはF15戦闘機をモチーフにしたかのような一対のフィンが男心をくすぐりますが、おそらく直線での加速性能は相当に高いのではないかと予想されます。

2ページ目:フェラーリSF90ストラダーレのハイパフォーマンスモデルとなる新型SF90 LMが完全リーク?!