ランボルギーニ・ウラカンが早朝4時に異常な空ぶかし→近隣住民からの苦情により「反社会的運転」の疑いで押収・逮捕。中国ホンダが新型インスパイア(日本名:アコード)を世界初公開!
欧州ではスーパーカーが多い一方で、騒音や排ガス規制も厳しい国でもある
欧州市場において、騒音規制や排ガス規制だけでなく、光の眩しさによる光害規制なども認定される可能性があるとのことですが、こうして車への風当たりが強くなる一方で、2023年5月末にイングランド・マンチェスターにおいて、ランボルギーニ・ウラカン(Lamborghini Huracan)2台が悪質な空ぶかしを行い、警察に押収・逮捕されるという事件が発生しました。
これはマンチェスター警察の公式SNSにて投稿された内容から判明したもので、ランボルギーニ・ウラカン含むスーパーカー達が、早朝4時頃に街中で執拗な空ぶかしを連発 → マンチェスター住民が警察に対して「反社会的な運転をしている輩がいる」との報告が挙がったとのこと。
この報告を受けた警察は、すぐさま現場に向かい、その場にいたランボルギーニ・ウラカン2台を押収したそうです。
どうやら「s59警告」なるものが発令され、ランボルギーニを運転していたドライバーは逮捕・起訴された模様
こちらが、実際に押収される直前のランボルギーニ・ウラカンペルフォルマンテ(Huracan Performante)。
オープントップなので、ウラカンペルフォルマンテ・スパイダーかと思われますが、ボディカラーはホワイト系で、フロントリップは鍛造カーボンであることが確認できます。
そしてこちらが、積車にて押収されたウラカンペルフォルマンテ・スパイダー。
マンチェスター警察によると、今回の近隣住民からの通報は「警報、苦痛、不快感を引き起こすような方法で車両が使用されている」場合に発令される「s59警告」が適用され、その対象となったランボルギーニたちは、警察改革法に基づく反社会的運転容疑並びに不注意運転の罪で逮捕・起訴されたそうです。
こちらも押収されたイエローカラーのランボルギーニ・ウラカンEvoスパイダー。
空ぶかしによる悪質且つ近隣住民に迷惑をかけるような運転は慎むべきではあるものの、まさかここまで厳しい処罰が下されるとは…
マンチェスター警察「今日は何て素晴らしい日だ!ウラカン2台を押収したぞ!」
主犯格と思われるウラカン2台を押収したあとの警察のコメントを見ていくと「ランボルギーニ2台を押収するなんて…今日は何て素晴らしい日だ!これらの車両の運転手は、自分自身がどのような運転をしていたのかわかったはず。二度とこのような危険な迷惑行為は辞めていただきたい」としつつも、再発防止のための見せしめとして強い効果を得られたことも明かしています。
ただ、今回の事件は一部のランボルギーニオーナーによって行われたもので、特に空ぶかし等を行っていないランボルギーニ/フェラーリ/マクラーレンといったスーパーカーオーナーにも同じような目線で見られるかもしれないですし、真摯な運転を心がけているオーナーからすると迷惑な話だと思います。