(2024年)フルモデルチェンジ版・新型メルセデスAMG GTが世界初公開!事前情報通り「2+2シーター」でV8続投!何とグレードは2種類を設定するようだ

やはりV型8気筒ツインターボエンジンは続投で、より実用性を高めたフラッグシップスポーツクーペになるようだ

前回のブログにて、メルセデスベンツのハイパフォーマンスブランドでお馴染みとなるメルセデスAMGより、フルモデルチェンジ版・新型AMG GTのティーザー画像が公開され、一部仕様が公開されました。

そして2023年8月19日、遂に新型AMG GTの内外装に加え、具体的なスペックやシートレイアウト、駆動方式などの詳細も明らかとなりました。

今回、第2世代モデルとして登場したAMG GTですが、BMW 8シリーズやポルシェ911をライバルとする新たなグレードも追加ラインナップされるようです。


新型メルセデスAMG GTのエクステリアをチェックしていこう

早速、新型AMG GTをチェックしていきましょう。

新型AMG SLクラスが発表された当初、次期AMG GTの発表・発売は無く、1代限りでの生産終了?とも云われていましたが、厳密にはAMG SLとAMG GTのプラットフォームが共有され、しかも両車共に共通しているのは2+2シーターレイアウトを採用しているということ。

メルセデスAMGのトップモデルとして、実用性度外視の2シーターレイアウトの2ドアスポーツクーペのイメージが強いAMG GTでしたが、今回のフルモデルチェンジにより、より優雅で実用的に、それでいて駆動方式も後輪駆動[FR]から四輪駆動[AWD]へと安全性を高めて大胆に変更してきたのも重要トピックス(その代わり価格も大幅に高騰しそうだ…)。

フロントマスクはキープコンセプトで、縦型基調のパナメリカーナグリルはAMG特有のアイコンでもありますが(BMWのようにグリルが大口化したようにも…)、ヘッドライト意匠には若干の手直しが入り、シームレスなLEDデイライトではなく、3灯式の水平基調に変更してきたのは意外なところ。

フロント同様、リヤもアグレッシブでスポーティに

こちらはリヤクォータービュー。

ボディサイズは、全長4,728mm×全幅1,984mm×全高1,354mmと僅かにサイズアップ。

基本的なスタイリングはAMG GTと大きく変わらず、ロングノーズ&ショートデッキスタイルで、リヤテールランプは水平基調としながらも、フロントLEDデイライト同様に3灯式でシャープ。

リヤディフューザーの造形もアグレッシブで、マフラーフィニッシャーは両サイド2本出し、リヤウィングも装着されてエクストリームなスポーツクーペであることを演出しています。

こちらは真後ろから見た新型AMG GTクーペ。

リヤエンドには「GT63 」の表記がありますが、どうやら「GT55」のグレードもラインナップされるとのこと。

AMG SLクラスのように、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載する「43」の設定は今のところ無いとのことですが、ユーザーのリクエスト次第では更なるエントリーグレードとして設定される可能性も考えられそう。

あとは駆動方式も、後輪駆動ではなく完全可変式の四輪駆動[AWD, 4Matic]を標準装備。

2ページ目:新型AMG GTに搭載されるV8ツインターボのスペックは?内装もどのように変化した?