【悲報】ランボルギーニ・アヴェンタドールのレンタカーが走行中に大炎上!なぜスーパーカーは燃えてしまう?過去にアヴェンタドールはオイル漏れのリコールも

世界で定期的に発生するスーパーカー系の事故や炎上

ランボルギーニのフラッグシップでお馴染みとなるアヴェンタドール(Lamborghini Aventador)。

今回、本モデルの初期型となるLP700-4が、ドイツ・ベルリンの路上にて突如大炎上しました。

海外カーメディアAutoGespotの報道によると、このアヴェンタドールは、運転していたドライバー所有の個体ではなく、レンタカー会社が提供している個体を借りたものなのだそう。

以前にも、アヴェンタドールS LP740-4で大幅な速度超過となり、前方の大型トラックに突っ込むというとんでもない事故がありましたが、今回のレンタカーも、執拗な空ぶかしや無理な追い越し、急加速などを繰り返したことでリヤミドシップエンジンから発煙し、突如として燃えてしまったそうです。


幸い、人的被害や他車を巻き込む事故にはならなかった模様

こちらが今回、ドイツ・ベルリンの公道にて炎上したランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4。

ボディカラーはグリーンにも見えますが、元々はグロスブラックのボディカラーだったそうで、その後マットブラウン → マットブラックとカラーラッピングを施工し、最終的にはヴェルデマンティスのようなグリーンカラーのラッピングに落ち着いたそうです。

上の画像でも確認できますが、出火要因はリヤミドシップの排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンだと思われ、このエンジンに強い負荷をかけた結果、燃えてしまったのかも?と予想されています。

ちなみに、この炎上事故による他者の巻き込みや人的被害は出ていないものの、ドライバーの精神的ショックはかなり大きかったものと予想されます。

なお、これは海外カーメディアに限らず、日本のメディア・マスコミでも同様で「なぜランボルギーニやフェラーリ、マクラーレンといったスーパーカーは燃えてしまったのか?」「具体的にどういったことが理由で炎上したのか?」については触れられておらず、ただ単に「スーパーカーが燃えた」という事実だけが報道され、そのあとの原因・調査結果までは報道しないのがメディア・マスコミの宜しくないところ。

そのため、世間的には「スーパーカーは燃える乗り物なんだ…」と強いマイナスイメージを付けてしまっているのも事実だと思います。

なぜスーパーカーは燃えてしまうのか?

そこで最も気になるのは、どうしてスーパーカーは燃えてしまうのか?ということ。

これまで報道されてきたスーパーカーの発火例を見ていくと、停車中に執拗な空ぶかしをすることで、エンジンの回転数を極端に上げることにより、エンジンルーム内やエキゾースト関係が急激に高温状態となり、その周りにあるパーツ類(プラスチックなど)に熱が伝わって発火するといったことも。

もちろん、こういった例はシンプルに走行していれば「燃える」といったことはほとんど無いとは考えられるものの、スーパーカーとなると「サウンドを楽しみたくなる」ために、どうしても空ぶかしや意図的にシフトダウンして回転数を高めに引き上げるなど、乗用車とは異なる特殊な使い方をしていることから、意図せずエンジンに高負荷を与えるような運転をしているのかもしれません。

つまり、「走り方次第」では走行中に燃えるということも考えられ、今回のランボルギーニ・アヴェンタドールのように、執拗な空ぶかしや無理な追い越しなど、エンジンに負荷を与えるような走りをすれば「燃える原因を作るような走りをしていた」ということも考えられます。

2ページ目:スーパーカーのなかでも、なぜアヴェンタドールが燃えるニュースが多いのか?