【悲報】ランボルギーニ・アヴェンタドールのレンタカーが走行中に大炎上!なぜスーパーカーは燃えてしまう?過去にアヴェンタドールはオイル漏れのリコールも

(続き)アウディ傘下のランボルギーニとはいえ、アヴェンタドールは自社開発で他モデルとは大きく異なる

ちなみに、ランボルギーニはアウディ傘下であり、エントリーモデルのウラカン(Huracan)やウルス(Urus)は、アウディもしくはポルシェからのパーツを流用している関係で、あまり燃えるといった話は聞きませんが、アヴェンタドールに関しては全くの別。

アヴェンタドールは、ランボルギーニでの自社開発によって生み出された一台でもあるため、そのパーツやエンジン、プラットフォームも全てが特殊。

よって停車中の執拗な空ぶかしや、回転数を高めた状態にて走行を維持するといった例外的な使われ方は、ある程度考慮はしていても、考慮した領域を超えて使用するところまでは考えられていなかったのかもしれません(あくまでも予想なので間違っているかもしれない)。


アヴェンタドールは、過去に燃料漏れなどの関係でリコールを届け出ている

ちなみにこの初期型のアヴェンタドールLP700-4ですが、過去に燃料漏れの危険性があるとしてリコールを届け出済み。

具体的な不具合内容としては、燃料蒸発ガス発散抑止装置の不具合によるもので、燃料タンク内の蒸発ガス吸入を制御する燃料制限通気バルブの制御しきい値が不適切なために燃料満タン時に特定の運転操作等を行うと燃料が液体のままキャニスターおよびパージバルブに侵入することがあるとのこと。

そのため、キャニスターの掃気ホースから燃料または燃料蒸発ガスが漏れるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

改善措置としては、全車両、燃料制限通気バルブ、パージバルブおよびフューエルキャップを対策品に交換し、キャニスターおよび漏出検出ポンプを新品に交換するとのことで、また3ウェイバルブを追加して燃料蒸発ガス排出経路を変更し、エンジンコントロールユニットのプログラムを変更するといったリコール作業を実施。

この他にも、走行中にエンストの恐れがあるなどのリコールも届け出ているため、球数が少ない上に、中々信頼性を高めることの難しいスーパーカーともなると、他の乗用車以上に質を上げていくことは中々に難しいのかもしれません(まだリコールが届け出されるだけでも良心的なメーカーだと思う)。

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Reference:Autogespot