(2024年)フルモデルチェンジ版・フォルクスワーゲン新型ティグアンが世界初公開!レクサス新型NX/RXよりも巨大な15インチディスプレイを搭載

新世代プラットフォームを搭載する3代目の新型ティグアンが遂に世界初公開!

フォルクスワーゲンのミドルサイズSUVでお馴染みとなるティグアン(Volkswagen Tiguan)が、遂に3代目としてフルモデルチェンジを果たし、今回内外装デザインやパワートレインなども世界初公開されました。

2024年モデルとして発売される新型ティグアンは、曲線的なボディスタイルや、最新のMQB evoプラットフォーム、インテリアの大幅アップデート、そして2倍のバッテリー容量を備えるPHEVグレードをラインナップしています。

更にインテリアにおいては、レクサス新型NX/RX/RZ450e/LMなどにも採用されている14インチディスプレイオーディオよりも、更に大きな15インチディスプレイを搭載することも明らかになっています。


よりアグレッシブ顔になった新型ティグアン(R-Line)

こちらが今回、世界初公開されたフルモデルチェンジ版・新型ティグアンのエクステリア。

フォルクスワーゲンのプレスリリースによると、どうやらこのモデルは欧州市場向けのモデルとのことで、アメリカ市場向けとしてはラインナップされないとのこと。

アメリカ市場向けでは、現行2代目として3列シートのオプションが設定されていて、一方で欧州市場では7人乗りのティグアン・オールスペースが販売されていましたが、どうやら3代目では2列5人乗りのみのラインナップとなるようです。

ちなみにアメリカ市場向けにおいては、新型ティグアンが販売されない代わりに、中国市場向けとなる次期タイロン(New Tayron)をベースにした、少し大柄で全く異なる新世代SUVモデルが販売される予定です。

改めて新型ティグアンのフロントマスクを見ていきましょう。

グレードとしては、スポーティなR-Lineになるため、これまでのフォルクスワーゲンとは若干異なるアグレッシブな顔つきで、フロントロアグリルの開口部もスピンドル風で大きめ。

特にフロントグリルパターンは、ダイヤモンドパターンのメッシュを採用し、ブラックのアーチトリムが採用されています。

ワイド&ローのバンパー形状が印象的ですが、この新型ティグアンでは、現行ゴルフ8(New Golf)やパサート(Passat)、アウディA3に使用されているMQB Evoプラットフォームが採用され、ボディサイズは全長4,539mm×全幅1,842mm×全高1,639mm、ホイールベースは2,681mmと同じながらも、後部の足元スペースを+10mm長くすることで居住性を向上。

更に、ラゲッジスペースは648Lと現行比+33L大きくなっているのもポイントです。

リヤエンドはこんな感じ。

テールランプは、どことなくポルシェ・マカン(Porsche New Macan)/カイエン(New Cayenne)を彷彿とさせるようなセンター非直結式の一文字テールランプを採用し、リヤロアバンパーはオメガ風のクローム調ガーニッシュで立体感を演出しています。

2ページ目:インテリアは先進的ながらも使い勝手も向上?パワートレインはPHEVだけでなくディーゼルやマイルドハイブリッドも?