(2024年)マイナーチェンジ版・日産の新型ローグ(日本名:エクストレイルT33)の開発車両を再びスパイショット!偽装が薄れ、やはり新型セレナ顔になりそうだ
2度目のスパイショットとなるMC版・新型ローグの開発車両
日産の主力モデルでお馴染みとなるフルモデルチェンジ版・新型エクストレイル(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)。
アメリカ市場ではローグ(New Rogue)という名称にて販売されていますが、今回アメリカ市場向けのローグのマイナーチェンジ版と思われる開発車両が再びスパイショットされています。
以前にも、ホワイトのボディカラーをベースに、フロント・リヤバンパーにカモフラージュラッピングによって偽装されていましたが、今回はダークブルーのボディカラーをベースに、偽装が更に薄くなっています。
フロントグリルは新型セレナ(C28)に近い?
こちらが今回、アメリカの公道にてスパイショットされたマイナーチェンジ版・新型ローグの開発車両。
2022年に20万台近くが販売・登録されたというローグですが、今回のマイナーチェンジで更に勢いを付けるのか、それともデザインの好みが大きく分かれて失速してしまうのか…?
2020年6月に発売されてから、早くも3年以上が経過していることもあり、そろそろ時期的にもマイナーチェンジを迎えてもおかしくないところですが、今回の開発車両を拝見する限りでは、変更ポイントはあくまでもフロント・リヤバンパー形状やグリルパターンぐらいでしょうか。
特にフロントグリル周りは、新型セレナ(New Serena, C28)やルークス(ROOX)といった水平基調を強く意識したグリルパターンになることが予想され、Vモーショングリルフレームも最小限に抑えられる可能性が高そう。
ヘッドライト意匠やLEDポジションランプの変更は無さそうですが、フロントフォグランプの形状や位置は変更されるかもしれません。
ちなみにこちらが、新型セレナ(C28)のフロントマスクで、グリルフレームを設けずにバンパー形状とヘッドライト形状でVモーションを模っているところも上手いと思います。
えっ、新型ローグのフロント・リヤフェンダーモールがグロスブラックに?
こちらはサイドビュー。
個人的に気になったポイントは、フロント・リヤフェンダーモールの材質と、足もとのアルミホイール意匠の2点。
まずフロント・リヤフェンダーモールですが、現行モデルは無塗装ブラックの樹脂ですが、今回の開発車両はまさかのグロスブラックに仕上げられ、アウトドア/オフロード志向というよりも、都会派SUVをイメージさせてお化粧直し。
これがグレードによって異なるものなのか、それとも全グレード標準装備となるのかは気になる所。
そして足元のアルミホイールですが、これまでのローグ/エクストレイルではかなり珍しいマルチスポークタイプで、ホイールサイズもおそらく18インチ~19インチの大口径タイプだと思いますが、先程の都会派志向のグロスブラックフェンダーモールに加え、ホイール意匠もラグジュアリー志向のマルチスポークタイプに合わせていることから、もしかすると新グレードが設定されるということも考えられるかもしれませんね。
ちなみにこちらは現行エクストレイルのサイドビュー。
フロント・リヤフェンダーモールは無塗装ブラックの樹脂パーツであることがわかります。